宮廷女官ミョンファ 太陽宮の影と運命の王妃

斎賀菜月小野はるか

3.21

(2件)

発刊:2022.06.15 〜

既刊3巻

『宮廷女官ミョンファ 太陽宮の影と運命の王妃(1)』巻の書影
『宮廷女官ミョンファ 太陽宮の影と運命の王妃(2)』巻の書影
『宮廷女官ミョンファ 太陽宮の影と運命の王妃(3)』巻の書影
タコ星人🐙さんが読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.21

2件の評価

4.8

3巻まで読みました

韓流ドラマ好きはもちろん、韓流にまだハマっていない人にもぜひおすすめしたい、ありそうでなかった韓流ロマンスマンガ。
物語の始まりは、「宮廷でお針子として働いていたふつうの女官が、ある日突然王の側室に…!」という、親の顔より見た展開ではあるが、お願いだからここで読むのをやめないでほしい。どんどん加速度的に面白くなるから!!

なにが面白いかって、まずはキャラ設定である。
少女漫画はそれなりに読んできたけど、そのなかでも主人公ミョンファは圧倒的上位に入るぐらい好きなヒロイン。
こういうファンタジー恋愛ものの主人公って、権力ある男に色々理由をつけて気に入られては、その後窮地に陥るたびにその男に助けられていく、いわゆる自分ひとりじゃ何もできない系ヒロインが多い印象があるんだけど(ド偏見)、
われらがミョンファ様はなんでも一人で解決していくし、王の権力奪還の手助けまでする実力派ヒロインなのだ。もうそれだけで好感度が高い。

そしておすすめポイント2つめ。王の顔がとにかくいい。
画力が高すぎて、2巻以降からはことあるごとにキュンキュンしすぎて心臓発作起こしそうになった。いやなにもしていないんだけどね。
恋愛といいつつ2巻までは手をつないだに留まってるし、3巻の最後でやっとキスしたけど、それは物語のフィナーレ的なキスだし…
とにかくスキンシップは思ったほど多くはない。にもかかわらずキュンキュンさせてくれるんや。神業である。

巻数の少なさもおすすめポイント。たかが3巻とあなどることなかれ。
物語は短くまとめることこそ難しいのだ。その点、本作は3巻で実にうまく完結している。なので、夜寝る前にサクッと全巻読めてしまう。
そして幸せな気分のまま就寝できるのである。
ありがとう、ミョンファ。今夜は快眠できそうです。

惚れた

1

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