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三原和人
3.38
15
発刊:2021.08.23 〜
完結・全6巻
シェークスピアより昔に世阿弥がいた。「わびさび」の走り、世阿弥がいた。庶民の代表者である芸能者が、国を、社会を変える! 世阿弥こと鬼夜叉は、父親・観阿弥の命令でとりあえず舞っている美少年。観阿弥が頭をつとめる人気の一座・観世座に所属しているが、何故舞う必要があるのか常に疑問に思っている。そんななか、ある小屋で、貧弱な体と枯れた声、下手な動きで舞う女を見かけた。いいはずないのに、その姿に鬼夜叉は「よさ」を強く感じたのであった…。「身体」を武器にした中世ダンスレボリューション、開幕!!
10件の評価
匹七
4.5
舞いを通じて世界と向き合い、芸人としても内面的にも日々成長していく主人公の姿が面白い。動作をコマで切り取るしかないマンガでも、舞踏として説得力を持たせる確かな画力と「よさ」を表現する見開きの力。素晴らしい。足利義満のキャラクターも良い、
寸々
「舞う」こととはどういうことか?その意味を見つけて成長していくジュブナイルもの、最高。「身体と精神」といったテーマと合わせ、世阿弥を主人公に据えるからこそ「芸能と娯楽」の面を描けているのも面白い。
んやさん
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