海が走るエンドロール

？？？

なんじゃこの作品。バランスがすごい。なんのバランスかわかんないけど、とにかくすごい。寄せては返す波のような感情表現に脱帽。

作る側と受け取る側。その違いってなんだろう？
刺さるテーマと刺さる物語。スーパー作画。……良かったです。

いくつになってもやりたいことがあることって尊い

前作アザミの〜が微妙だっただけに、バカバズりも頷ける新作が読めて嬉しい！
掴みの1巻は、単行本としてまとまった時のキレイさにも力が入ってる。
65歳おばあちゃん主人公がモヤモヤ迷いながら残りの人生の使い方を決めたり、時には思い付きの行動を取ってみたり。そんな姿が瑞々しく映る。
人生を変えるきっかけをくれた青年を今度は自分が巻き込んでいく、という展開も王道ながら熱くなる。
たらちねジョン先生の絵は表情が最高。

キャラ、言葉選びが秀逸、特に山口さんが個人的に好きだった。
【美大】という「荒波」におばあちゃん＝うみ子さんが飛び込んでいく。

なんだこれは超絶グッときましたぞ。
浪漫あるなぁ。