転がる女と恋の沼

芥文絵

3.34

657

発刊:2021.07.08 〜

既刊3巻

『転がる女と恋の沼(1)』巻の書影
『転がる女と恋の沼(2)』巻の書影
『転がる女と恋の沼(3)』巻の書影
れとれとさんさんが読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.34

19件の評価

4.0

1巻まで読みました

実家暮らしのアラサーOL、木村栞。「現状維持」がモットーなのに、火事で実家を追い出され、愛すべき平穏な日常が崩れはじめた!慣れない一人暮らしの中、変質者を捕まえてくれたのは隣人の年下男子、井上紺。飄々と掴みどころのない紺を巻き込んで、転がる先には何があるー!?変わりたくない女×飄々系年下男子の、ほのキュンラブコメディ!

ヒロイン・栞の考え方に共感する人絶対たくさんいるだろうな…。現状維持がモットー、メンタルは永遠の20代、仕事にやりがいなんていらねぇなどなど、何にもぶれずに自分を貫き通してる姿は惹かれるものがある。ひょんなことから彼女の生きる環境が180度変わってしまうのですが、そんな中でも本質を変えずに自由に生きている彼女に、こんな暮らし方も悪くないのかもしれないと思わせてくれる。そして、圧倒的な普通なヒロインだけど、飾らずタフで明るい彼女にはなぜか一緒にいたくなる、ジャンプ系主人公のような気質を感じます。彼女とかかわれば全員友だち。(実際に本編でも紺くんのストーカーが栞の友達になります)彼女の物語をみたいと思わせる、キャラクター設計や魅力があります。

栞の変化や、紺くんとの関係性はどうなるのか。続きが気になります。

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