十億のアレ。~吉原いちの花魁~

感情が伝わる描写力がすごい。題材が題材なので、現実的に考えてそれどうなの…？という設定があっても、“容姿”というチートを持つ主人公がそれを一番活かせる(ほぼ)異世界ファンタジーで無双していく話だと解釈すると読みやすくなる。
主人公の現代っ子っぽい自然体が魅力的。みんな若干ドライなのが良いのかも。色んなことが起きてるけどドロドロした印象があまりないのが好き。

5巻まで読了。

両親に売られそこでは体を売ることになるけど、蔑むのではなく武器として戦え、環境に左右されんなって心持ちに対すること。とは言っても大金払った客にはどんな相手でも体を売らないダメで、綺麗事だけではないよね。