ヒトデナシ―大江戸畜生稼業ー

村田燕昇忠見周

66

発刊:2020.10.29 〜

完結・全1巻

『ヒトデナシ―大江戸畜生稼業ー(1)』巻の書影

あらすじストーリー紹介

女郎屋の主は俗に、人が持つべき“八つの徳”が無い「忘八(ぼうはち)」と呼ばれた。江戸中期、吉原遊郭に並ぶ程に栄えた色街・深川岡場所に、誰もが見惚れる美貌を持つ、女郎屋の女将がいた。八徳に加え、人の心をも持たぬからと、“忘九”と名乗るその女が、女郎屋『忘九屋』を営む裏の顔は──。肉欲の街に蔓延る悪党外道を、“夜伽”にかけ、悪精を吸い出し、極楽地獄へ誘う、妖艶なる始末人!!強欲の極悪人を喰らい尽くす!!大江戸色街、妖美なる女傑懲悪譚!!

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