春うらら好色男(すきもの)の宿

akabeko

3.46

411

発刊:2020.03.20 〜

完結・全1巻

『春うらら好色男(すきもの)の宿(1)』巻の書影
オルハさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.46

7件の評価

3.9

1巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

春うらら好色男の宿
akabeko/ディアプラスコミックス/2020

akabeko先生の作品の中で2番目に好きです。一冊のみで完結なのでサクッと読めます。

【序盤あらすじ】
上手くいかない、会社に居場所がない、もう死にたいーー社畜サラリーマンの受が終電を寝過ごして辿り着いたのは郊外の廃旅館。そこで跡取り息子だったと名乗る攻と出会い、一晩泊めてもらうことに。翌朝、実はボロ旅館はまだ営業していると発覚。しかも昨夜出会った攻は成仏できていない幽霊らしい。受は攻を成仏させるため、彼のお願いを聞いてあげることにするが…

早い段階で幽霊云々の誤解は解け、居場所がない二人が互いに居場所となっていく&旅館立て直し、がメインになっていきます。
旅館立て直しで受の有能さが明らかになっていくのは普通に嬉しい☺️
作中で受が読んでますが、ラノベの異世界転生的な風味はあるかも?(夢物語を読むだけじゃなく、実際に一歩踏み出せば未来は変わるよ!というメッセージだと受け取ってます)

攻→
元AV男優のAVプロデューサー。手と襟足が私的ツボ。一見軽薄に見えるがそんなことはなく、ただ「好き」という感情を知らなかっただけ。「俺から逃げないで…」のシーンや、初めて知る感情に赤面するところ、とても好き?
受→
THE日本人、ラノベの主人公ぽい。不器用ながら本当に実直で、それが攻の心を動かし、旅館立て直しにも大きく貢献?その健気さが話をより盛り上げてくれます。

貞操観念も考えも性格も見た目も、何もかもが正反対に見える二人。ひとつだけある共通点は「これまで自分なりに頑張っても空回って上手くいかず、居場所もなく、人に誤解されたり嫌われたりして傷ついてきたところ」です。
だから互いに救いのきっかけを与え合えたし、居場所になれたんだろうな…尊い??
全然違う二人が気持ちのズレ?を埋め合っていく過程、本当にハワワ…となって楽しいです?

エッはバリエーション豊富なのと焦ったいところが好?あまり多くなくて読みやすい(当社比)

面白い!

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