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長蔵ヒロコ
3.86
4214
発刊:2019.12.13 〜
既刊4巻
花塚姫子12歳、土屋文治30歳。ふたりの関係は「許婚」だった――。西洋のモダンな文化が広がり始めた大正時代。華やかで活気に溢れたその空気の中で、「文治さま」「許婚殿」と呼び合うふたりは、18の歳の差を超え、ゆっくりと愛を育んでいく。『ルドルフ・ターキー』でアメリカ黄金期を活写した長蔵ヒロコの最新作は、濃厚で芳醇な愛の物語。読切掲載時に熱狂的な支持を得て連載化が決まった本作、待ち望まれた第1巻がついに刊行!!
74件の評価
うどん
4.5
このレビューにはネタバレを含みます。
年齢差が本当に無理だと感じるけど実際この時代では普通にあり得たんだろうなと思うと読める。実際あっただろうし。みんな良い
おおがらす
3.7
冷静沈着な軍人と成金の孫娘の歳の差恋愛モノ。だけど二人の互いを気遣う気持ちが純粋で、とにかく美しい。読んでて胸が温かくなる。これがほんとの「尊い」!
ヤクモ
時代要素、恋愛、許嫁としての心情今の時代ではありえない公認の歳の差恋愛だがこれは漫画というより当時はあり得たであろうという点を理解しないといけない。キャラクター設定はフィクションでも時代設定はしっかりと作られており、なおかつ少女が大人の女に成長していく流れも引き込まれる要素である。少しずつキャラクターの思いも出していき、様々な思惑も出てきてこれから何が起きてしまうのか、怖くもありそれ以上に楽しみな作品になっている。作者の前作のような流れには、ならない、よね?なるとするなら時代的にも大正5年というのを考えると…やはり楽しみだ。
せーふぁ
かなもも
2022年12月15日:本日発売のコミック新刊
【12月15日付】本日発売の単行本リスト
大正年の差恋絵巻「煙と蜜」4巻発売、読切版など収めた長蔵ヒロコ作品集も同時刊行
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