花塚姫子12歳、土屋文治30歳。ふたりの関係は「許婚」だった――。西洋のモダンな文化が広がり始めた大正時代。華やかで活気に溢れたその空気の中で、「文治さま」「許婚殿」と呼び合うふたりは、18の歳の差を超え、ゆっくりと愛を育んでいく。『ルドルフ・ターキー』でアメリカ黄金期を活写した長蔵ヒロコの最新作は、濃厚で芳醇な愛の物語。読切掲載時に熱狂的な支持を得て連載化が決まった本作、待ち望まれた第1巻がついに刊行!!
「煙と蜜」初の特装版、諏訪部順一と花守ゆみりがドラマCDで文治&姫子の日常をお届け
【11月15日付】本日発売の単行本リスト
大正年の差恋絵巻「煙と蜜」4巻発売、読切版など収めた長蔵ヒロコ作品集も同時刊行