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胡原おみ
3.21
978
発刊:2019.09.11 〜
完結・全3巻
厳格な家庭で育てられた数(かぞえ)さんは、清楚で才色兼備のお嬢さん。一方、アダルトグッズ店を営む家庭に生まれた花園君は、歩く性の百科事典。ちょっとだけ変わった家庭で育ち、周囲からの偏見に居心地の悪さを感じる二人が出会った時、何かが変わる、気配がした。性の知識がLv.MAXだけど、性への関心ゼロの童貞・花園君と、性の知識がLv.ゼロだから、性への関心MAXの処女・数さんが紡ぐ、見守りたくなる不可解な関係。
13件の評価
相田コメゾウ
4.0
このレビューにはネタバレを含みます。
アダルトグッズ屋の息子に箱入りJkがあさだちってなに?と問い詰める話。性知識がテーマの作品にありがちな無駄なエロコメじゃなくてものすごく品があるラブコメなところに好感が持てる。恋心が芽生え始めてたまに乙女の顔をするようになる、嬉しそうに頬を赤らめて笑顔になる数さんが良かったです。それだけに明確にくっついて欲しかったなぁ。とてもおしゃれな終わり方だとは思うけど。19話のABCを考える回を経てのボッキを見るのを諦めてない宣言が答えかなぁ。大槻さんの「私見でもいいんです。カラッポの会話よりずっといい」って台詞が心に残りました。
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