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小林有吾
3.92
5246
発刊:2019.06.28 〜
既刊3巻
「アオアシ」小林有吾、最新作!! 「俺たちは、料理をもって神に挑む。」数学者を志すも、その道に挫折した高校生・北田 岳(きただがく)。夢を失い、学食のアルバイトで無為な日々を過ごす彼に、謎の若き天才シェフ・朝倉 海(あさくらかい)との運命的な出会いは、突然訪れる――。2人がめぐり逢い、「数学」と「料理」が交わる時、未知の世界への扉が開く!! 特典として「アオアシ」×「フェルマーの料理」コラボペーパー付き!描き下ろし4コマ漫画も収録!
101件の評価
tai_comic
4.0
アオアシに似た味わいもある。どうやって一枚上を行くか毎回期待させられる。
ムー子
4.5
アオアシで忙しいから、出版頻度低いけれどもお勧め。料理人の世界も一流と呼ばれるシェフはほんの一握り。でも料理男子もカッコイイ。🍳
松田岳
4.7
アオアシも手がける小林有吾さんの作品。この人の作品は「サッカー」であれ「料理」であれテーマへの深い知識と洞察がある。数学を基点として料理を紐解くロジックはもちろん面白い。ただ、それだけではなく料理の表現を「美味しさ」と「旨さ」に分類。主観と客観で再解釈し、数値で旨さを、思い出で美味しさを描く。1巻では、数値という客観的なデータを得意とし、家庭環境?で身につけたノスタルジックな料理で主観的な美味しさを引き出す。それらを武器に主人公は成長するのか?と思われせば、2巻ですぐさま次の課題へ。ノスタルジーを超え、相手に合わせた料理を作る。ただその方法は1つの料理の美味しさを最大限に引き出し、元あった型に囚われないことで、世界基準で通用するレベルに引き上げるというものだ。構成のプロットも巧みで、かつキャラクターが狂気的である点も相まって物語りにぐいぐいと引き込まれる。またコンセプトについては、才能あるものが1度は絶望しながらも、その才能を自分の予想外の部分で活かし再起する。この点はアオアシと同じ。これまで触れてきた作品の中でも、作者の嗜好性やこだわりが特に高いレベルで伝わってきた。
さく
のぶ
キロ
2022年5月30日:本日発売のコミック新刊
【5月30日付】本日発売の単行本リスト
数学少年×若き天才シェフの運命的な出会い。数学的思考は料理のためにある!
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