愛しさは胸に消えず

梅太郎

249

発刊:2019.03.22 〜

完結・全1巻

『愛しさは胸に消えず(1)』巻の書影

あらすじストーリー紹介

不老不死になると言われている「人魚の肉」を食べてしまった人たちの切ないドラマを描いたシリーズ読みきり集。 ●「愛しさは胸に消えず」(「そして誰も知らない海」改題) 記憶をなくした八尋は、同居人の緑に片想いしている。しかし、本当はただの友達ではなく長い長い時を共に過ごしてきた大切な人で――。 ●「秘して名もなき」 海辺に打ち上げられていた青年・緑を引き取った青一郎。学生時代に淡い思いを抱いた友人に似ているから? そんな青一郎に思いを寄せる藤江は思い余って一緒に毒を飲むが……。 ●「鳴かないことり」 体の弱い春彦は、弟の一雪への想いを隠しながら過ごしていた。ある日、一雪が危険な任務に就こうとしていることを知った春彦は必死で引き留めに行き――。 ○描き下ろしは、登場人物のその後を描いた「あなたのことだけ」「藤江の夢」の2本を収録!!

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