渇いた私をその愛で揺らして（4）

交際経験なし、告白経験なし、非モテ処女 それを喪女(もじょ)というらしい

アラサー干物女のOL・深津杏子(ふかづきょうこ)は、リア充カースト最底辺という自覚アリ。
人生はこんなものって悟りの境地で、毎日を平凡に送っている。
ある日、会社の飲み会で完全無欠のイケメン・柳楽(なぎら)君から
「きょうこ、って呼んでいい?」と囁かれてびっくり。
『なんで私なの??』と戸惑いながらも、彼からのいちずな視線に杏子の心は揺れはじめ――!?