四人のにびいろ

akabeko

3.36

487

発刊:2018.02.24 〜

完結・全4巻

『四人のにびいろ(1)』巻の書影
『四人のにびいろ(2)』巻の書影
『四人のにびいろ(3)』巻の書影
『四人のにびいろ(4)』巻の書影
miiiさんが読んでいます

四人のにびいろのあらすじストーリー紹介

俺を蹂躙しながら兄貴はあてのない愛を欲して叫んでいる―― ヤクザ一家の息子、十川誠(とがわまこと)と相(あい)は異父兄弟。母親に愛されなかった誠は、癇癪のような性欲を相にぶつける。相は、兄のたぎる熱を穴で受け入れたのだった。異様なつながりを経て、主従関係を結んだ二人はヤクザとなった。誠が囲い始めた愛人・ベティの逃亡をきっかけに、ベティに惚れたヤンキー・勇(ゆう)が十川兄弟の歪な関係に引きずり込まれ…!? 報われない渇愛が交錯する四つ巴BL。

四人のにびいろの漫画の詳細情報

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5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.36

7件の評価

4.2

3巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

四人のにびいろ(1〜3)

akabeko/祥伝社onBLUEcomics/2018〜2020

愛に飢えた893異父兄弟、人生諦めてる情夫、巻き込まれたカタギの4人2カプの話。
893の抗争や分裂の中で傷つき苦しみながらも、最後には愛を手にするハピエン☺️
人間臭くて湿っぽくて、akabeko先生の既刊で一番好きです。派手な見せ場も多いです。

推しは兄の誠(攻)なんですが、本当にベビチャンでかわいそかわいい。もちろんキャラデザも最高だし、嫌がったり照れたり泣いたりと感情に素直で嫌いな人はいないはず?凶暴なのにタピオカみたいな眉毛しててかわいい?
弟の相(受)は一見常識人で情深く見えるものの実はエゴ塗れの兄過激派で、それがまた良い味出してる…

一応近親間なのですが、なぜかそれを問題にしていない自分がいました。もはや前提なので問題にするとかそういう次元じゃなかった?
893関係の描写も私にはちょうどよい密度でした。スカスカだと萎えるけど、ややこし過ぎると着いていけないのでありがたい?登場するオジの数も私の上限ギリでした。
それなりにエッはあるが、直接的な描写は少なくスピーディーなので読みやすいです。
そして背中の彫り物は流石の美しさ!シンプルで横向きの装丁も本当にかっこいい?

お気に入りシーンベスト3は
❶初めて心通じる→「俺が一番兄貴を愛してる」(十四発目)
❷半殺しにされた誠を、相が水中から救い出す(十発目)
❸誠と相の初めて→「兄貴と生きる」(四発目)。

惚れた

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