駆除人

浅川圭司花黒子KT2

3.27

3441

発刊:2017.12.26 〜

既刊5巻

『駆除人(1)』巻の書影
『駆除人(2)』巻の書影
『駆除人(3)』巻の書影
『駆除人(4)』巻の書影
『駆除人(5)』巻の書影
ゆきさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.27

79件の評価

3.3

5巻まで読みました

原作は"小説家になろう"投稿作品。
なろう系らしい異世界転生もので、一時期は漫画アプリの広告で流れまくってました。

異世界転生者のコムロ・ナオキは、剣や魔法の才能はなく、危険を冒して魔王討伐へ向かおうという危害も無い一般男性です。
生前は害虫駆除を生業としていたので、転生後も同じ職業で口に糊をしています。
その日も、下水に出るネズミのような魔物を駆除して賃金を得ていたのですが、小さなモンスターを大量に狩ることで、ナオキは意図せずすごいレベルに上がってしまっていた、という展開です。
ただ、高レベル者となっても、その力を持って人々を救おうとはならず、変わらずに害虫駆除を続けます。
ネズミ、蜂、ゴキブリなどを退治しながら、世界を旅する駆除人が主人公ですね。

そんな3Kのブルーカラーが主役ですが、テンポはよく、読んで楽しい作品でした。
異世界の魔物が相手ですが現実世界の駆除法と同じ戦法が通じるため、ナオキは特に苦労せずに俺TUEEEEできます。
ご都合主義的ではあれど、俺TUEEEEの理由が納得できる点がポイントかと思いました。
また、なろう系らしく、主人公はモテてモテて困っちゃう系です。
おまけにヘタレで手が出せないのもお約束ですが、しっかりエロシーンはあり、序盤はかなり過激なので期待してよいかと思います。

普通に良作なのですが、残念なことに5巻の物語途中でバッサリ打ち切りとなっています。
SNSで中傷があったとか、理由は諸般の事情となっておりオープンになっていないです。
ラストはナオキが勇者にあって、いい人そうだと思うところで終わりと、ぶった切られる終わり方なので、おすすめはできないですね。

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