怨ノ介 Fの佩刀人

玉井雪雄

229

発刊:2016.11.11 〜

完結・全1巻

『怨ノ介 Fの佩刀人(1)』巻の書影

あらすじストーリー紹介

怨念によって磨かれた日本刀を冥府魔刀と呼んだ。ある日、巨大な「怨み」の念を抱いたまま命果てる寸前であった怨ノ介(うらみのすけ)の前にも、冥府魔刀・不破刀と刀の化身である謎の魔女が現れた。魔女が言うには、その刀で人を斬り殺せば、相手の寿命を奪い、若返ることができるという。もと一国の主だった怨ノ介(うらみのすけ)は、六十年前に、親友の多々羅玄地に裏切られその座を失い、浪々の身となっていたのであった。魔刀の力を得た怨ノ介は、美しき魔女とともに、六十年前の怨みを晴らす旅へと出る。その旅路を待ち受けるのは、様々な冥府魔刀の遣い手たち――。果たして怨ノ介の旅路は成就するのか!? 怨恨、陰謀、若返りに地獄、そして魔刀――――― 鬼才・玉井雪雄が描く、日本刀をめぐる前代未聞の復讐劇!

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