樹要のファンタジーワールド
ある日、子供の国(ネバーランド)と現実の国を行き来できる能力を持つエアが、「お父さんになって!」と現実世界に住む瑞季をラチって子供の国へと連れて行きます。
当然、子供しかいない世界ですから、大人がほしかったわけですね。それで幸運?にも瑞季が選ばれてしまったわけです。
いきなり連れてこられて「いっしょに住もう」といわれても当然、いやだ!ということになるのですが、さまざまな事件が起こって二人は接近していくのです。その過程がかなりキュンキュンものですよ。うまく物語をつなげてひっくりかえしていくなぁ。海賊のあたりではどうなるかと思ったけど。
エアは男言葉を使うツンデレちショタ。あまりにかわいすぎるん~。エアちゃんは、本当にかわいいです。やきもちを焼く妖精?さんとか海賊さんがサブで出てくるわけですが、まぁ出なくてもよかったんじゃない?という意見もあるわけで…ちょっと盛り込みすぎた、失敗?という場面も乗り越えて、「お父さんになって」という伏線は最後はしっかり回収していただきました。読後感は最高によろしいです。
ほとんどHな場面がないファンジーですが、もっと活躍するのかな、と思っていた海賊さんたちが番外編でH担当してくれますよ。
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