好きでしかたない

楢崎ねねこ

157

発刊:2008.02.09 〜

既刊1巻

『好きでしかたない(1)』巻の書影

好きでしかたないのあらすじストーリー紹介

アッサリした話。ねねこさんの初期の話はどれも無難なキャラと無難な話で印象に残り難い作風だった。 今回のも、アッサリとした話が3つです。偏愛プリンスみたいに人気俳優だけどストーカーみたいな個性的なキャラを出していけばもっと話に面白味が増すのになーって思ってしまう。 ハード系を読んだ後の、口直しというか箸休めというか、そういう風にちょっと読むには丁度良い1冊だと思う。 こういうアッサリ系の作風が武器なんだけど、今回はアッサリし過ぎかな。でもこの雰囲気が好きなんで読んじゃいます。 表題作「好きでしかたない」は大学の助教授・白塚と大学生・磯山のお話。 磯山から告白したのですが「好きなら抱いてやる」と無理やり犯される。なんであんな事をしたのか、確かめたくて行った合宿でも「迷惑なんだよ」と一蹴されてしまう。 健気な磯山と過去の出来事から恋をしない白塚の話です。 「好きがとまらない」は磯山の友達・桃園は今まさに失恋中。想いを伝えられないままウジウジしていたが、桑名と話してる内に失恋した心も軽くなっていった。真面目で素直な桃園と男女問わず遊んでる桑名の話。 「好きにはならない」は磯山・桃園の友人で米野と4つ後輩の伏屋のお話。 桃園が寮の部屋替えで出ていき、代わりに入ってきた伏屋は大学に入る際に逃げてきた元カレでした。彼女持ちの米野と腹黒だけど一途な伏屋のドロドロ再会話。 オマケの描き下ろしとカバー裏の話に和みました。可愛い3人組だなぁ。【This item is excerpted from "http://www.chil-chil.net/top/". 】

好きでしかたないの漫画の詳細情報

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