
15巻
K(カズヤ)の帝都大時代の友人・磨毛保則(まもう・やすのり)。理数の天才と呼ばれた彼は、医学部の中でも異端の存在であった。ある日、磨毛は奇妙な手紙を残し研究棟に閉じこもってしまう。肝臓ガンが体のあちこちに転移してしまった彼は、「現代の医学の水準を超える研究」を実証するために自分の体を実験台にしようとしていたのだ! いつもなら人の命を優先させるはずのKも、磨毛の研究を信じて見守ることにした。磨毛の開発した完全自動化医療器械は、磨毛を救うのか!?
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