宮田大輔

最後までマウンドに立ちたいユーゴーにとって、“球数制限”のない甲子園は一際輝いて見えた。遠く米国から名門・帝釛高校に入学したユーゴーだったが、甲子園で起きた“不祥事”によって、帝釛は野球部を捨てていた。野球への情熱を取り上げられて燻ぶる、“最後の特待生”達。甲子園に夢を見た、“アウトロー”たちの復活劇!

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８月アウトロー

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最後までマウンドに立ちたいユーゴーにとって、“球数制限”のない甲子園は一際輝いて見えた。遠く米国から名門・帝釛高校に入学したユーゴーだったが、甲子園で起きた“不祥事”によって、帝釛は野球部を捨てていた。野球への情熱を取り上げられて燻ぶる、“最後の特待生”達。甲子園に夢を見た、“アウトロー”たちの復活劇！

８月アウトロー(1)

米国帰りの怪物右腕・日高悠昂の来日初登板は、甲子園準優勝校・堂蔭学園との練習試合！　超強豪校vs.素人軍団。実力差は歴然……と思いきや、150km/hを超える快速球で三振の山を築く悠昂。魂の快投に、“最後の特待生”の心が動く！

８月アウトロー(2)

“最後の特待生”達が帰ってきた！　ブランクがありながらも、さすがの好プレー連発でユーゴーの投球を支え、天才・久勢擁する央大亀ヶ丘との試合は白熱する！　勝利を目指し一丸となる９人。その先に待つ、あの日ただ一人、グラウンドでエースの失墜を目にした“10人目”、桜井の復活を信じて──。

８月アウトロー(3)

２年前の夏の悲劇のエース・上條の言葉と、ガムシャラに戦う帝釛ナインの姿に心を打たれ、ついに最後の特待生・桜井が帰ってきた！！　かつて日本中が欲したその才能が悠昂の力を極限まで引き出してゆき──‥。逆境と戦い続けた少年達の夢路を描いた感動の最終巻！！

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