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作品数 : 17
樹村 みのり(きむら みのり、1949年11月11日 - )は、日本の漫画家。埼玉県出身。1964年、14歳にて「ピクニック」(集英社『りぼん』春の増刊)でデビュー。以後、夏休みや春休みごとに執筆する学生作家として1960年代から1970年代にかけて『COM』、『りぼんコミック』で作品を発表。アウシュビッツ、ベトナム、リオデジャネイロの貧民街などを舞台にしたり、普通の女の子の病気の一日を扱いながら登場人物たちの心の襞(ひだ)を緻密に描く作風により、マイナーながらもいわゆる24年組の一人に数えられる。大学卒業後、執筆を一時中断するが、1974年に『別冊少女コミック』(小学館)掲載の「贈り物」で復帰。小学生時代のエピソードを描きながら全共闘運動を暗喩として物語る。その後、少女と4人の下宿女子大生の交流を描いた「菜の花畑のこちら側」を発表、以後講談社、秋田書店等の少女誌や青年誌、レディース誌などで幅広い執筆活動を行う。近年は寡作であるが、宙出版の雑誌での過去作の再録、ヘルスワーク協会からは作品集が出版されている。2008年現在、朝日新聞出版の夢幻館にて読み切り連載を掲載している。また、秋本治、夢枕獏、みなもと太郎など、男性作家のリスペクターも多い。
作品数 : 3
柏原 麻実(かしわばら まみ、1980年6月17日 - )は、日本の漫画家、イラストレーター。福島県出身、さいたま市在住。女性。兄はイラストレーターの山本七式。1996年、アフタヌーン四季賞・春のコンテストにて『月見草』が佳作を受賞。同年、同公募・冬のコンテストにて『Hello, dear』が審査員特別賞を受賞し、10代でデビュー。2001年にも同公募・冬のコンテストにて『remain』が四季賞を受賞。2005年から2011年にかけて、『月刊アフタヌーン』にて天文部を舞台とした王道的学園ラブコメディ『宙のまにまに』を連載。同作品はアニメ化されるなどのメディアミックスを果たした。他、カシマミ名義でイラストやアンソロジーコミックの仕事を手掛けている。
作品数 : 1
一市 裕納 (いちいち ゆうな)は日本の漫画家。主に商業誌で成人向け漫画を執筆しているほか、同人サークル「一市流本家」にて同人誌「TRAD」シリーズを個人で発表している。ほぼ全ての作品が小学生年齢の少女を対象としたいわゆるロリータもの成人向け漫画であるが、そうでない作品には「紅 友人」(くれない ともひと)という別ペンネームを用いることがある。なお2018年からは「一市 裕為」(いちいち ゆうな)にペンネームを変更した。