本作は、ロシアの文豪ドストエフスキーの代表作「罪と罰」を題材としながら、日本ギャグ漫画界の鬼才・漫F画太郎が独自の世界観と価値観を再構築したもので、文学と漫画の新たな融合を目指す、究極の挑戦作である。本編の主人公・エビゾー=ラスコーリニコフは果たしてその最終目的――質屋の老婆殺害を成し遂げることができるのだろうか!?正義の斧、一閃―――そして、悪夢が始まる。
カルバニア王国では毎日が大さわぎ!!男装の麗人(?)エキューやおちゃめな女王タニアたちがくりひろげるちょっぴり変わったオモシロ事件の数々──野望・陰謀・王家の秘密に幽霊話恋と誤解と女の意地!?お待ちかねの王室コメディー♪
3.53
25
発刊: 2014.11.22 ~
完結・全12巻
新刊通知
aその気持ちは、恨みか、恋か。 十二支の名を冠する長たちが治める土地、十二町。人間と妖怪が共存するその町で、子家頭首・子国恭一の元に、子の家を恨む猫の妖怪が現れる。恭一の命を狙う、恨みにまみれた恨み猫。だがその妖怪は、極度に人見知りな女の子・猫ヶ崎夏歩でもあって…。「好奇心、猫をも殺す。」のことわざとおり、その気持ちは猫を殺すのか――。ポップで怪異な青春ストーリー
人と妖怪が共存する町・十二町が舞台。 十二町は十二支と同じ子から亥までの文字が入った12の一族が、町を12の地区に分割して管理を行っており、また、各家の当主は土地神より異能の力を与えられていて、行使できます。 主人公は子国家の当主「子国恭一」です。 過去に起きたとある事件により、当主でありながら力を剥奪され、周囲より "なりそこないの当主" 呼ばわりされている恭一は、ある日、子国家に恨みを持つ恨み猫「猫ヶ崎夏歩」に命を狙われる。 夏歩に、恨みは自分一人にぶつけるように言った恭一に興味を持った夏歩は、恭一と一緒に過ごすうちに、少しづつ打ち解けてゆく。 ガンガンJOKER連載の恋愛兼バトルマンガ。 絵が全体的にとてもかわいらしい一方で、本格的なバトルの描写があり、両面で楽しめる作品となっています。 十二支をモチーフとした一族の当主は能力の制限より基本的に若い男女が制定されるという設定で、個性的なかわいい女の子がたくさんでてくるので、それだけで満足ですね。 家同士のいざこざだったり、過去からの因縁だったりで展開されるストーリーとなっていて、ストーリーの展開のさせ方がうまいと思いました。 ただ、序盤はストーリーが薄く、何が起きてこうなったのかが分からなくなることが多々ありました。 絵はかわいいのですが、線画細く、読み手の中でキャラが固定されないままサラサラと読んでいくと、気がついたらストーリーが追えていないということが起こりうるので、注意が必要ですね。 中盤からラストまでは作者も描き方がこなれてきたのか、だいぶ読みやすくなります ラストはすごく良かった。 十二町の人々のエピローグと共に、恭一と夏歩の2人の関係が収まるところに収まった、キレイな終わり方です。 同じ作者の次回作も読んでみたいです。
by うにたべたい (581)3.65
25
発刊: 2010.02.27 ~
通常版・他4作品
新刊通知
a3.48
25
発刊: 2014.11.20 ~
完結・全10巻
新刊通知
a雑誌掲載時のカラーページを収録した愛蔵版 時の輪を巡るSF超大作が『少年キング』連載時のカラーページを多数収録した決定版、全10巻で甦ります。 西暦2221年、銀河系の各惑星は「銀河鉄道」と呼ばれる宇宙空間列車によって結ばれるようになっていた。しかし、貧富の差が広がり、裕福な人々は機械の体を手に入れ、永遠の命を謳歌している。一方で、貧しい人びとは迫害され、機械化人による人間狩りの標的にされ、隠れるように暮らすのだった。人々が願うのはただひとつ、宇宙のどこかにある機械の体をただでくれる星へ行き、そこで永遠の命を手に入れることなのだ。
数億年に一度繰り返される地球規模の大災厄の彼方。その変わり果てた世界を舞台に語られる生命群の激突。神話の巨人を擁する帝国に、ただ一組の男女が挑む。男の名は「泥労守(デロス)」、女の名は「風炉芽(プロメ)」。彼らの目的と、この世界の成り立ちとは…?圧倒的な想像力と筆力で描かれたSFロマン開幕!!
人類を滅亡から防ぐ為、殺人拳を身につけた男達がいた。しかし…世界は全く滅びない!力も勇気もある!!しかし需要がない!!終末の戦士・勝平よ、どこへ行く!?[デトロイト・メタル・シティ]の作者が描く最新作!
3.51
25
発刊: 2016.08.10 ~
通常版・他1作品
新刊通知
a1908年、ウイーン。若きテノール歌手・ディミトリは不運な事故に見舞われる。命はとりとめたものの、彼の周辺で不可解な事件が頻発。そして、さらなる悲劇が…!? 「失恋ショコラティエ」の水城せとなが描く、華麗なるヴァンパイア達の物語、新装版で登場。
3.03
25
発刊: 2008.09.30 ~
完結・全10巻
新刊通知
a熟考の末、大幡が持ちかけた独立話を受けることにした伊橋は、いよいよ自分が板長として働く神楽坂の店を見に行く日を迎える。兄からの激励の手紙と、父からのプレゼントも受け取り、気持ちも新たに神楽坂へと繰り出した伊橋は、そこで一緒に店を見てくれるという大幡と三松の到着を待つ…。
3.15
25
発刊: ~
完結・全6巻
新刊通知
a「北海道★(ホシ)テレビ」に勤める雪丸花子は、この日から報道部記者となった入社2年目。さっそく道警班キャップに昼のニュース取材へ同行させられ、待っていたのは増水した川岸での大雨報道。そこで生中継をすることになったが、キャップが不慮の転倒で足を痛めてしまい、急きょ雪丸が中継報道をやることに。なんの心準備もなくテレビに初めて映ることになった雪丸だが、果たして…!?
3.17
25
発刊: 2010.01.29 ~
完結・全20巻
新刊通知
a韓国大統領の来日に向け、警備に追われるNPS隊員たち。しかし、雑用を押し付けられた神御蔵の近くで無差別殺傷事件が発生。犯人の命を奪ってでも事態を解決する制圧部隊SATが出動したため、NPSの出番はないとの命令だが、たまらず駆け出した神御蔵が見たものは…!?
3.25
25
発刊: 2015.04.20 ~
完結・全3巻
新刊通知
a警察の強襲を受け、新たな土地に移り住んだスズキさんと仁輔。少年との暮らしの中に喜びを 見い出し始めているスズキさんとは逆に仁輔は、両親の仇を取ろうと小さな掌で銃を握りしめた―――――。
謎の『名簿』を賭け、羽鳥と対局することになったK。しかし、羽鳥5万点、K3万点の持ち点で、点棒の代わりに1人6千点×5人の命という絶対的に不利なルールであった!!大人気麻雀バトル・コミック新シリーズ!!
「凍牌」シリーズ2作目。 舞台は変わりますが、基本的にタイトルだけ変えた続編です。 前作ラストで竜凰位戦で優勝し、名簿を手に入れた"氷のK"こと「榊原圭」だが、「アミナ」がさらわれてしまい、取り返すために政治家の御曹司「羽鳥」と勝負をするシーンから始まります。 両親と幼なじみ「桂木優」を人質に取られ、負けると首を吊らされて殺されるという麻雀対決を開始します。 内容は4部構成になっていて、各エピソード共、こういった、負けると絶望に叩き落される闘牌の模様が描かれます。 「普通主人公はなんだかんだ負けないだろう」 と思っていたら、当然のように負けるときは負け、家族だろうと、メインキャラ級のキャラクターだろうと、即殺すので驚きです。 主人公もいつかガチで死んで、勝負で負けて死んだから連載はここで終了という風に普通になりそうな雰囲気があります。 そのため、臨場感が感じられ、先の気になる作りになっていると思いました。 前回同様、勝負内容は特殊性のない一般的な麻雀で、自摸り、検討し、打牌する流れが描かれます。 河や状況からの読み合いがあり、普通の麻雀ではまずありえないですが、ノーテンリーチや戦略的なチョンボも行われます。 そのため、読む上では麻雀のルールは知っていることが前提となります。 ただ、終盤はオカルトめいて来て、役満が飛び交い始めます。 また、次自摸で当たり牌を引くことが、流れ的に自明なので、泣いて順番を変えてそれを阻止するようなことが行われるので、本作で麻雀を覚えることはできないと思います。 ラストは、弾丸が一発だけ込められたリボルバー式の拳銃をシャッフルし、最下位はこめかみにあてて引き金を引く、"ロシアンルーレット麻雀"というクレイジーな大会が行われます。 それにより序盤から登場していた、ある重要人物が死んで幕引きになります。 普通に考えて、"彼"が死んだなら話は終了な気がするのですが、次回"ミナゴロシ篇"に続くので、引き続き読もうと思います。
by うにたべたい (581)クラスの底辺をさまよう臭いフェチ・村井雅彦(16)。ある日、転校してきた美少女・水沢遥と付き合うことになった、彼の口からこぼれた言葉は「水沢遥は5年前に死んでいる」という事実だった…。彼女はいったい何者なのか!? その目的は!? 心揺るがす最底辺サスペンスホラー開幕!