3.40
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発刊: 2009.03.30 ~
既刊2巻
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a柳田國男遠野物語を水木しげるがコミカライズした作品。 遠野物語は何度か読んでいて副読本もいくつか読んでいるのですが、中でも本作が一番読みやすかったです。 遠野物語は岩手県遠野地方に伝わる逸話や伝承を柳田國男が民俗学者の佐々木鏡石より聞き取り記した本で、民俗学の黎明と呼ばれる作品です。 一続きの物語ではなく、“これこれこういうことがあった”というだけのオチのない話が119編が収録されていて、中には数行で終わるものもあります。 有名なところではザシキワラシやカッパ、マヨヒガなどに関する伝承が登場し、妖怪漫画を描いてきた水木しげるとは親和性が高いと感じました。 遠野物語は文語で書かれているため非常に読みにくいのですが、本作は作品にビジュアルが加わって読みやすくなっています。 ただし、遠野物語の全ての話がコミカライズされているわけではなく、また水木先生が話者として登場するなどアレンジが加えられているので、ちゃんと読むのであれば遠野物語を読んだ方が良いと思います。 絵は、水木しげるの漫画を読んだことがある方であれば知っていると思いますが、非常に緻密です。 それでいてオドロオドロしく且つコミカルな水木しげるでしか出せない雰囲気が、民俗学と非常にマッチしていて、基本的に難しいイメージの遠野物語を楽しく読むことができました。 遠野物語の文語の文章はそれはそれで味があるのですが、本作は水木しげるが遠野物語と化学反応を起こしてできた素晴らしい名作だと思います。 民俗学の入り口としても非常におすすめします。興味のある方は是非。
by うにたべたい (581)3.19
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発刊: 2008.01.25 ~
通常版・他5作品
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a3.09
1
発刊: 2010.12.24 ~
既刊1巻
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a3.54
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発刊: 2011.06.24 ~
完結・全1巻
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a親友・早穂が死んだ。ツイッターに「雪野が憎い」と140文字分書き込んで、自殺した。廊下に教室、女子トイレ…学校中のいたるところ、雪野の噂でもちきりになった。「雪野が、早穂をいじめていたらしい」。「雪野が、早穂の彼氏をとったらしい」。そして私は、同級生に「人殺し」とののしられた。私の名前は雪野。身に覚えのないことで親友を失い、同級生を失い、そして、その日の放課後、親友の彼氏にこう言われた。「雪野ごめん。アイツが死んだのは俺のせいだ。俺が雪野を好きって言ったから、アイツは自殺したんだ!」奇才・桜田雛が描く、美しき恋物語!!