3.17
12
発刊: 2014.11.22 ~
既刊1巻
新刊通知
a女グセ最悪の兄の悪行の因果か、恋愛迷子の女子高生・ナルミ。親友の付き合いでウォッチングしていた人気読モの同級生・セナくんの「天使」な一面に、まんまと恋に落ちてしまう。でも放課後の教室で知った彼の「悪魔」な本性は…!? 『春待つ僕ら』あなしんの初期連載がプチデザに登場!!【第1話「告白の真実」収録。】
江戸へ参勤、国へ交代。二年に一度のビッグトリップ。 「備前蜂」の紋を掲げた岡山藩熊田家。 寛政の改革で倹約を謳う徳川幕府に殿様は、家老たちの悩みの種だ。 そして、今年の江戸への道中には、いつもと違う何かが待っているのだ。 時は寛政、江戸も半ばを過ぎた頃、「備前蜂(びぜんばち)」の紋を掲げた熊田(くまだ)家藩主・ 治隆(はるたか)は、家臣と人足たち数百人を引き連れて、参勤の旅に出た。行列には、治隆を疎んじる幕府老中・松平定信(まつだいらさだのぶ) の密偵も紛れ込む。江戸までの道のりは、その距離以上に長く、波乱に満ちていた。
3.05
12
発刊: 1979.05.29 ~
通常版・他1作品
新刊通知
a小惑星破壊の任務を帯び宇宙へ旅立った七人の探険隊員たち。ところが出発前に彼らが打った注射の中に、一人分だけ毒薬が交じっていたことが発覚。その毒に冒された者は、いずれ正気を失いほかの隊員を襲うかもしれないという。閉ざされた空間の中、疑心暗鬼に陥った彼らは……(『だれかが狂ってる!』)。SF作品を中心に編まれた傑作短編集! <手塚治虫漫画全集収録巻数>『偉大なるゼオ』(手塚治虫漫画全集MT78『SFミックス』第1巻収録)/『バチス号浮上せず』(手塚治虫漫画全集MT78『SFミックス』第1巻収録)/『2から2を消せば2』(手塚治虫漫画全集MT78『SFミックス』第1巻収録)/『人間牧場』(手塚治虫漫画全集MT78『SFミックス』第1巻収録)/『最後はきみだ!』(手塚治虫漫画全集MT78『SFミックス』第1巻収録)/『宇宙からのSOS』(手塚治虫漫画全集MT78『SFミックス』第1巻収録)/『光線銃(レイ・ガン)ジャック』(手塚治虫漫画全集MT78『SFミックス』第1巻収録)/『だれかが狂ってる!』(手塚治虫漫画全集MT78『SFミックス』第1巻収録)/『バックネットの青い影(原題 バックネットの青い彼)』(手塚治虫漫画全集MT78『SFミックス』第1巻収録)/『悪魔の音』(手塚治虫漫画全集MT79『SFミックス』第2巻収録)/『ドースン一家の記録』(手塚治虫漫画全集MT79『SFミックス』第2巻収録)/『秘密指令第3号』(手塚治虫漫画全集MT79『SFミックス』第2巻収録)/『ビルの中の目』(手塚治虫漫画全集MT79『SFミックス』第2巻収録)/『未来をのぞく3人』(手塚治虫漫画全集MT79『SFミックス』第2巻収録)/『午前7時の地下室(原題 指令!午前7時)』(手塚治虫漫画全集MT79『SFミックス』第2巻収録)/『刹那』(手塚治虫漫画全集MT79『SFミックス』第2巻収録) <初出掲載>『偉大なるゼオ』 1964年3月1日号 週刊少年サンデー掲載/『バチス号浮上せず』 1963年8月25日号 週刊少年サンデー掲載/『2から2を消せば2』 1962年8月夏休み号 別冊少年サンデー掲載/『人間牧場』 1961年8月夏休み号 別冊少年サンデー掲載/『最後はきみだ!』 1963年正月号 別冊少年サンデー掲載/『宇宙からのSOS』 1962年4月新学年増刊号 少年ブック掲載/『光線銃(レイ・ガン)ジャック』 1963年8月4日号 週刊少年サンデー掲載/『だれかが狂ってる!』 1960年8月夏休み号 別冊少年サンデー掲載/『バックネットの青い影(原題 バックネットの青い彼)』 1962年10月秋季号 別冊冒険王掲載/『悪魔の音』 1963年4月28日号5月5日号 週刊少年サンデー連載/『ドースン一家の記録』 1961年正月号 別冊少年サンデー掲載/『秘密指令第3号』 1960年4月春季号 別冊少年サンデー掲載/『ビルの中の目』 1963年3月3日号 週刊少年サンデー掲載/『未来をのぞく3人』 1958年新年増刊号 冒険王掲載/『午前7時の地下室(原題 指令!午前7時)』 1956年夏休み増刊号 冒険王掲載/『刹那』 1959年6月25日発行 X(第1集)掲載
ゲーム会社の主任・尾崎は、フリープログラマーが制作したというソフト「説得ゲーム」の作者を捜すことになる。そして、苦労して捜し出した作者は、なんと尾崎の高校の同級生の女性だった。自殺志願者を説得できなければ、このゲームは終わらない――。戸田誠二が贈る、切なくて温かい近未来ヒューマンSF短編集!!
3.38
12
発刊: 2006.01.26 ~
既刊1巻
新刊通知
a3.53
12
発刊: ~
通常版・他1作品
新刊通知
a傑作ぞろいと言われる岡崎京子作品のなかでも、誰もが「代表作」と言い切る作品。90年代はじめの「都会」に生きる高校生たちの姿を描く。 <p> 河口にほど近く、広く、ゆっくりと澱む河。セイタカアワダチソウが茂るその河原で、いじめられっこの山田は、腐りゆく死体を発見する。「自分が生きてるのか死んでるのかいつもわからないでいるけど/この死体をみると勇気が出るんだ」。過食しては吐く行為を繰り返すモデルのこずえもまた、この死体を愛していた。ふたりは、いつも率直で、「かわいい」ハルナにだけは心を許している。山田を執拗にいじめ抜くハルナの恋人、一方通行の好意を山田に寄せる少女、父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人。それぞれに重い状況を抱えた高校生たちがからみ合いながら物語は進行する。そして、新たな死体が、ひとつ生まれる。 <p> 本書は、93年から94年にかけて雑誌「CUTiE」で連載され、94年6 月に単行本化されたものの愛蔵版である。発表当時から多くの若者の心をとらえ、何年経ってもその評価が揺らぐことはなく、新たな読者を獲得し続けている。もちろん「若者」であっても、共感できる人もいれば、できない人もいるはずだ。 <p> だがはっきりと言えるのは、本書が「読み物」としての興奮を存分に読者に与えてくれるものだということ。痛ましく、凄まじいこの物語に、きっちりと「おとしまえ」をつけて描き上げることのできる著者の圧倒的な力量には、誰もが魅せられるはずだ。(門倉紫麻)