れとれとさん さんのレビュー

956

3.0

1巻まで読みました

オオカミ様の一途な暴愛

レビュー(3)件

既刊1巻

3.5

7巻まで読みました

バカが集まる底辺男子校・千鳥高校と、由緒正しきお嬢様校・桔梗女子は隣接する高校同士。強面で物静かな千鳥高校2年・紬 凛太郎は、実家のケーキ屋の手伝い中にお客として来ていた少女・和栗薫子と出会う。薫子との時間を心地よく感じる凛太郎だったが、彼女は徹底して千鳥を嫌う桔梗女子の生徒で…?

超王道学園ラブストーリー。ヒロインに出会って、ヒーローがどんどん変わっていく、久しぶりにこんなにド直球の作品見たかも。出てくる言葉や心理描写が儚くていい。なんだか泣きたくなるような演出力、写実的な描写が、心を揺さぶるし、強く印象にの残る。等身大の高校生の感情をしっかり落とし込んでるのがグッとくるし、学生じゃなくて大人になったわたしたちにも響く内容になっている。

因縁のある両校の生徒だが、見た目や肩書でみないでお互いの内面を信じる、凛太郎と薫子はまさしく応援したくなるヒロインとヒーロー。とくに薫子のコロコロ変わる表情がめちゃくちゃかわいくて推せます。

個人的にはあまりにも推されすぎていたため、期待しすぎてしまった感が否めず、もう少しパンチが欲しかったかな~という印象。

薫る花は凛と咲く

レビュー(258)件

既刊14巻

4.0

1巻まで読みました

ライバル組織のアサシンをスパイしているヒロイン・寧々子。しかし、そのアサシンに正体がバレてしまって絶体絶命…と思いきや持ち掛けられた条件は「結婚」で…⁉

数多ある契約結婚もの作品の中でも、印象に残る作品。スパイヒロイン×アサシンヒーローという相対する2人の組み合わせが+α要素になっており、導入から面白さ抜群!好きになってはいけない立場の人を好きになってしまった…、そんなヒロインの葛藤を表現できる点でも強い組み合わせだと感じた。

また、めくりを意識した落として上げる落として上げるの緩急で、しっかりコメディ要素を散りばめているところもギミックが素晴らしい。ラブコメの真髄をしっかりわかっている構成だなぁと感心。

そして、なんといっても【溺愛】×【ちょいエロ】の王道要素がたまらない!目に光がない死んでるヒーローでもこのエッセンスを加えるだけで最強に輝くなぁと…!

アサシンらしい血まみれのシーンや、組織の黒い感じなど不気味な場面も多々ありますが、そこで終わらず、そのあとの展開(ほんわかしたり、コメディになったり)がやみつきになります。この塩梅が最高です!

アサシン&シンデレラ

レビュー(19)件

既刊3巻

3.5

2巻まで読みました

早くに実母を亡くした彼女は家人に虐げられているヒロイン・マーガレット・シルバー公爵令嬢。彼女の婚約者であるキース王子は、のシンシアが流した根も葉もない話を真に受けている様子。そんなマーガレットを支えてくれているのは、幼い時から彼女にだけ見えていた妖精たちだった。しかし、妖精たちと話す様子を、伯爵家の堅物・ルイスに見られてしまい…?

圧倒的に仲間が多いタイプのシンデレラストーリーで、キース王子や継母、義妹がどんなにマーガレットを虐げても、マーガレットの方が味方がたくさんいるんだぞ!という絶対的な安心感を持ちながら読めます。妖精さんがマーガレットに危害を咥えたら、すぐにいたずらしてくれたり、嫌いと言ってくれたりするので、ちょこちょこざまあ展開があるからかもしれません。

タイトルのに「婚約破棄」と入っているのにもかかわらず、そのアクシデントが起こるのは2巻になるので、出鼻をくじかれた感はありますが、妖精さんたちとのかわいいやり取りや学園の友人たちのやりとりに癒されていたらそんなことはどうでもよくなります。

今後よりざまあ展開が待っているかと思うと楽しみです。

義妹が聖女だからと婚約破棄されましたが、私は妖精の愛し子です

レビュー(5)件

既刊4巻

4.0

1巻まで読みました

実家暮らしのアラサーOL、木村栞。「現状維持」がモットーなのに、火事で実家を追い出され、愛すべき平穏な日常が崩れはじめた!慣れない一人暮らしの中、変質者を捕まえてくれたのは隣人の年下男子、井上紺。飄々と掴みどころのない紺を巻き込んで、転がる先には何があるー!?変わりたくない女×飄々系年下男子の、ほのキュンラブコメディ!

ヒロイン・栞の考え方に共感する人絶対たくさんいるだろうな…。現状維持がモットー、メンタルは永遠の20代、仕事にやりがいなんていらねぇなどなど、何にもぶれずに自分を貫き通してる姿は惹かれるものがある。ひょんなことから彼女の生きる環境が180度変わってしまうのですが、そんな中でも本質を変えずに自由に生きている彼女に、こんな暮らし方も悪くないのかもしれないと思わせてくれる。そして、圧倒的な普通なヒロインだけど、飾らずタフで明るい彼女にはなぜか一緒にいたくなる、ジャンプ系主人公のような気質を感じます。彼女とかかわれば全員友だち。(実際に本編でも紺くんのストーカーが栞の友達になります)彼女の物語をみたいと思わせる、キャラクター設計や魅力があります。

栞の変化や、紺くんとの関係性はどうなるのか。続きが気になります。

転がる女と恋の沼

レビュー(19)件

既刊3巻

3.5

3巻まで読みました

浅草の老舗旅館で板前修業中の鶴岡依音は、跡取りの若旦那様であり染谷雪斗に幼い頃から恋心を抱き続けていた。
ある時、若旦那の縁談のウワサをききショックを受けるのだが、若旦那からまさかのプロポーズを受けて…?
老舗旅館の若旦那×板前修業中のピュア女子、甘々な新婚生活ストーリー。

1話目でプロポーズを受ける展開の早さが、逆にこの二人いったいどうなっちゃうの!?と思わせ、続きを読みたくなる。 結婚・婚約系はこんぐらいのスピード感で甘々な結婚生活にフォーカスしていくのが勝ち筋かもしれない…。こだち先生は甘いシチュエーションの振り幅も広いので、より相性が良いなと…!!スパダリ描くのがお上手すぎますね。

木立先生のモノローグと演出力が圧倒的に良きです。小さな装飾まで丁寧に描かれていて、ずっと見ていたくなるような世界観にとにかく引き込まれます。とくに着物がかわいい!

プラスでヒロインの依音がめちゃくちゃかわいいです。ショートカットに着物っていうのがすでにポイント高いし、クールな見た目でピュアな部分もツボです。ふたりの関係性をずっと見ていたくなる甘々な作品です!

過保護な若旦那様の甘やかし婚

レビュー(5)件

既刊7巻

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