全50件
作品数 : 11
一條 裕子(いちじょう ゆうこ、1967年4月14日 - )は、日本の漫画家。宮城県出身。武蔵野美術大学短期大学部グラフィック・デザイン科卒業。アシスタントを経て、1992年にデビューする。左利き。デビュー前は「紫苑」名義で、「杏樹&紫苑」というコンビで耽美系の漫画(のパロディ?)を描いており、江口寿史の単行本『江口寿史のなんとかなるでショ!』『江口寿史の爆発ディナーショー』に収録されている。のちに江口のアシスタントもつとめた。自称ギャグ漫画家。木造家屋や着物などの描写や、四季の風物に関係するパロディを好んで作品に取り入れており、いわゆる「古風な日本家庭」を題材にした作品が多い。
作品数 : 8
高野 文子(たかの ふみこ、1957年11月12日 - )は、日本の漫画家、イラストレーター。新潟県新津市(現在の新潟市秋葉区)出身。看護師として勤める傍ら、1979年『JUNE』掲載の「絶対安全剃刀」で商業誌デビュー。従来の少女漫画とも少年・青年漫画とも隔絶した作風が注目され、大友克洋やさべあのまなどとともに漫画界の「ニューウェーブ」の旗手と目された。デビュー30年で単行本7冊ときわめて寡作であるが、強弱のない単純な線と独特な演出方法、一読では理解しがたい心理描写などが特長とされる。夫はフリー編集者の秋山協一郎。秋山はワセダミステリクラブ出身で、奇譚社の発行人として大友克洋の『GOOD WEATHER』(1981年)『BOOGIE WOOGIE WALZ』(1982年)や高野の『おともだち』(1982年)を刊行している。秋山狂介名義で大藪春彦の評論・研究もおこなう。