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全18件
kaz
4.0
良作。邪道気味の作品かと思いきや、ちゃんとバトルして大団円を迎えて満足度も高い。切り方が変わっていて、それが作品の中で一貫してるのも非常に良い。ファンタジー世界でありながら、物語の主軸は我々にも身近な食事にある。ネタバレにならないよう抽象的な話にとどめ、魅力を少し語る。最初はタイトル通りダンジョンでの食事にフォーカスを当て、クライマックスでは食べること、ひいてはその欲求や生きるということにまで焦点が当たる。食を軸とし、軽いギャグ的な描写に始まったかと思いきや、どこか哲学的とすら言える深いテーマにまで一貫性を持って語られるのは本作の大きな魅力だと思う。これは物語としてのスケール感にも同じことが言える。少年漫画的な冒険譚の王道である、身近な出来事からスケールアップして大きな事件に巻き込まれる、という展開を、独特な世界観とテーマのもとにごく自然に描いているのが素晴らしい。テーマ自体は独特でありその独特さを面白おかしく表現してはいるものの、この作品は王道の冒険譚だと言っていいと思う。そこまで長くない形で完結しているので、読んでいない人には自信を持って進められる作品。
ダンジョン飯
レビュー(799)件
完結・全14巻
少年漫画の中ではダークな世界観の漫画。呪いの設定がとにかく魅力的だったと思う。バトルも頭を使うタイプのものが多く、かつ納得感がありよい。呪術廻戦らしく最後を締め括ったのが非常によかったと思う。
呪術廻戦
レビュー(2509)件
完結・全30巻
3.8
むずい。面白いのは絶対面白いのだが、割とバラバラに読んで何もわからなくなったりしてる。意外な展開が多く、とにかく展開に飽きない漫画ではあると思う。ガチシリアスシーンにシュールギャグ挟みたくなるのはわからなくもないが正直どうかと思う。
進撃の巨人
レビュー(2940)件
完結・全34巻
流石に人気なだけある名作。主人公が非常に清らかで、テーマ性があってしっかり面白いと思う。
鬼滅の刃
レビュー(3157)件
完結・全23巻
かなりいい作品。殺人描写や猟奇描写が多く、苦手な人は避けた方がいいかも。この作品の魅力は、合理の鬼といえる主人公と、その肩書きを最後まで描き切った作者さんの筋書きのうまさだ。特殊な舞台設定はほぼ全てそれを描くためにあると言ってもいいと感じた。巨大な怪物が大量に出てくるが、この物語は何と何の闘いの話なのか。全部読んでぜひ感じてもらいたい。
Thisコミュニケーション
レビュー(155)件
完結・全12巻
3.5
昔読んだレビューなのでスコアは大雑把。名作で面白くはあるけれど、個人的にはサスケェ!って言ってる期間が長いとか、ラストがくどいとかあんましっくりこないとか、そこらへんで伸び切らないスコア。世間のスコアはかなり高いんですね…
NARUTO ナルト
レビュー(2296)件
完結・全72巻
名作。最近読んだわけではないのでスコアは少し適当かも。とにかくカッコいい。設定もキャラもバトルも何もかもがオサレ。見てて気持ちがいい漫画なので、まあ読むべき。
BLEACH
レビュー(1690)件
完結・全74巻
4.3
読んだの随分前なので評価は大雑把だが、確実に名作ではある。下ネタやらギャグやらで死ぬほど笑った覚えがあるし、それなのにアツいバトルに夢中になったりもした。主人公の銀さんも正しくそういう存在で、少年漫画における邪道の王道というか、そういう存在感がある。銀さんのせいでいつもはちゃらんぽらんだけどいざという時に頼りになる人物像への憧れが広まったのは普通に悪影響だと思う。それほどの影響力のある作品ではあったね。
銀魂 モノクロ版
レビュー(1002)件
完結・全77巻
いい少年漫画だったと思う。
アンデッドアンラック
レビュー(429)件
完結・全27巻
かなり面白かった。お恥ずかしい話私は学園ラブコメが大好物でして、そこにしっかりテーマが収まった良作。ちゃんと面白くて、読後感も悪くない。欲との関わり方を扱った作品。ちゃんとキャラクターが立っていて生きていたと思う。
聖くんは清く生きたい
レビュー(25)件
完結・全8巻
一気読みしてしまった。めちゃ面白かったと思う。一気読みした漫画とちびちび読んでる漫画は感じ方が違うから難しいね。人間でも違うタイプの人っているけど、それを動物として違いを強く描き出している感じがある。それでいて、レゴシの成長をありのままで描いている。世界観が魅力的で、キャラが生きて動いている。やや荒削りな印象はあるものの、極めて魅力的な作品だったと思う。これがデビュー作だというのが驚くほどの完成度だと思う。
BEASTARS
レビュー(1202)件
完結・全22巻
2.9
読むのをやめようと思っており、そのラインを3.0未満に置こうとしているのでこの点数。少年時代からずっとある名作だが、途中からあまり好みではなくなってしまった。読むなら頂上決戦までで良いと言うのが私の認識。ワクワクさせる冒険譚という面では非常にクオリティが高く、ずっとワクワクさせられてきた作品。ストーリーとしてはあまり複雑さはないが、たぶんこの作品はそれで良かった。ルフィというシンプルだが芯の強い主人公と魅力的なキャラクターたちが、いつも島で騒ぎを起こし、強敵の撃破で問題を解決し、宴で締める。この作品はそれでよかった。だが、長期連載によるキャラクター数の増大をそのままストーリーの複雑さにしてしまっているように感じる。1コマにキャラクターが大量に描かれ、そのキャラクター性をステレオタイプ的な描写で塗りつぶしてしまってあまり生きた物語ではなくなってしまったように感じている。僕が物語に最も求めているのは、キャラクターが生きていることなのかもしれない。
ONE PIECE モノクロ版
レビュー(3166)件
既刊112巻
4.5
美大卒の作者が描いており、とにかく美術の道に進んだ人生の解像度が高い。随所に散りばめられたテーマも重厚であるにも関わらず緻密に描かれていて本当に好き。キャラクターも魅力的で、かつ生き生きとしている。ぜひ物語の世界にのまれてほしい一冊。
ブルーピリオド
レビュー(1538)件
既刊18巻
3.0
悪くなかった。結構面白く最後まで読めたと思う。ご都合主義的な部分も感じつつ、魅力的なキャラクターと成長物語で十分楽しめる印象。
夜桜さんちの大作戦
レビュー(170)件
完結・全29巻
面白いとは思うが、天邪鬼の部分が高く評価するなと囁く。大人気ではあるが、そこまでではないというのが個人的な感想。というか人気漫画だから多少評価落としても大丈夫やろと思っているフシすらある。主要なキャラクターの魅力とコメディ色の強い家族ごっこが強い魅力。ただ、ストーリーには大きな展開もなく、枝葉はあれどアーニャが学校で評価されることが主軸。端的に言えば、どの軸をとっても中途半端ではあるように思う。戦争やスパイでいうとシリアスは温く、味わうほどのストーリーもなく、超能力やバトルもあまり目立つものではない。アーニャの成長物語として見ても、ギャグコメディとして読んでも、目立つマンガではない。なんとなく面白いと感じつつ読むことはできるマンガ。なので、3.0を付けさせていただく。
SPY×FAMILY
レビュー(2483)件
既刊16巻
非日常と日常の書き分けがめちゃくちゃ上手い。昼、中学生、思春期の煩悶。誰もが経験する日常。それに対して、夜、吸血鬼たち。それらの交わりを丁寧に描写していて、自分の日常の隣にも非日常があるのではないかと感じさせてくれる。日常と非日常の間にある境界を曖昧にしてくれるのが創作の良いところだと思っているのだけれど、そういう意味ではこの作品ほど当てはまるものもない。
よふかしのうた
レビュー(739)件
完結・全20巻
エロ売りしているものの、正直そんなにエロくはない。むしろ作者のセンスやストーリー構成が好きで、ずっと楽しみに読めている作品。
不徳のギルド
レビュー(71)件
5.0
キャラクターと世界観が極めて魅力的で、かつストーリー展開がきれいで飽きさせない。文句のつけようのない名作。全人類は読んだほうがいい。
鋼の錬金術師
レビュー(2557)件
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