コースケ さんのレビュー

原作が描く戦争独特の緊張感と、それを引き出す作画の画力の高さが相まって滅茶苦茶面白い。
ダレる部分も無く、最終的にどうなるか分からない世界観を是非完結まで見届けたいところ。

演劇が題材と事もあり、文学的で少々退屈に感じる部分はあるものの、オリジナル演劇含む本物の演劇を漫画通して知れて良かった。
特に演劇とは何か、演劇との向き合い方まで中々知る事は無いから今後の展開も楽しみ。

正直少年誌では難解且つ盛り上がりどころに欠けるピアノ漫画だったけど、最終的にアニメ化した際ベートーベンの存在しない33番をこの世に残そうとした野心的な作品だったと思うと終わり方は綺麗だったかもしれない。
ピアノ演奏時、もう少し分かりやすい演出があればある程度受けてたかも。

サッカー好きだしやっていたが、他サッカー漫画と比べて終始虚無だった。
ジャイキリみたいな技巧派でなければ、他のような異能力でもない中途半端な感じが退屈だったし、何を読ませたいかよく分からなかった。

元々短編を想定していたのか、「彼方のアストラ」みたく短く綺麗に完結して面白かった。
ヒロインも皆可愛かったし次作にも期待。

題材は悪くなかったけど、キャラデザのウケがあまり良くなかったのと、盛り上がりの作り方が微妙だった印象。
せめて前者が評価出来てたら打ち切られてなかったかもしれない。

キャラデザも画力もしっかりしてて綺麗だけど、イマイチ読んでてワクワクしない漫画。
「サカモトデイズ」以上にスロースターターなので、そのうち打ち切られそうな予感。

動物保護活動者を題材にしてるだけあって、可愛い愛玩動物達の登場は勿論、実話を基にした悲惨な現状を描いた話の数々が動物好きとして物凄く刺さった。
中には漫画として綺麗な決着やご都合展開もあるが、それぐらいしないと重過ぎて読んでられないと感じた。
だからこそこの漫画がもっと世に広がり、動物保護の現実を人々が知ってくれたら良いなと。

ロボット好き且つ1話の展開に魅入られたけど、今のところ面白そう。
もっとアイギス同士の戦いや「シドニアの騎士」みたいな厳しい戦いを描いてくれると更に盛り上がる予感。

「魔入りました入間くん」原作者と「アクタージュ」作画の最強タッグで安定の面白さ。
宇佐崎先生の男女問わず美しいキャラデザをまた拝めるのは勿論、チャンピオンで磨かれた漫画力には脱帽。
序盤のおふざけ回を抜けたら覚醒待ったなし。

連載開始時、興味本位で読んだら完全に当たりの作品だった期待作。
キャラデザにクセはあるものの、妹ちゃんは可愛く展開も面白いので今後も楽しみ。

連載当初は面白いけど打ち切られそうと思っていたが、サブキャラまで覚醒及び活躍するブラクロ路線に入った事で、他の新鋭と同じく看板作品になり得そうで期待大。

「フルドライブ」とは絵柄が別物過ぎて最初気付かなかったが、あれから話の展開が上手くなって普通に面白くなってた。
ただ個人的にヒロインのビジュアルは前作の方が好みだった。
言うて今作のビジュアルも可愛いので新規ラブコメ枠として期待。

男女問わずキャラがカッコ可愛く、卓球を題材にしながら躍動感ある試合シーンが結構気に入ってた。
話の展開をもっと上手く描けていればもっと続いていたかも。

他の連載枠を潰す巻末掲載固定の悪魔。

「東京リベンジャーズ」作者の新連載と聞いてワクワクしていたが、蓋を開けてみれば想像以上に退屈且つシンプルな漫画で微妙だった。
編集部が大々的に宣伝し過ぎたせいで安易に打ち切る事も出来ず、正直面白くないのに連載が続いている謎。

ジャンプでは珍しい作品だったけど、やっぱりこの手のグロいサバイバル系は青年誌ぐらいじゃないと中途半端だったかなと。
もう少しテンポ良くストーリーが進み、戦闘に派手さがあれば未来はあったかも。

「ALIENS AREA」同様に独創性は高かったものの、絵の癖が強く少年誌受けしづらい漫画だった。
あと全体的に盛り上がりにも少し欠けた印象。

超能力が題材の日常漫画で落ち着くけど、画力がそこまで高くなく話も平行線だったから打ち切りは妥当だった印象。

"おかわりもいいぞ!"の元ネタが以前より気になっていた事もあり、そのまま読了。
エログロ満載且つ絵柄の癖が強かったものの、ディストピア世界を舞台にした「ロミオとジュリエット」みたいで滅茶苦茶面白かった。

どの話を切り取っても地獄と言う言葉じゃ生温いけど、それ以上に狂四郎達の心身の強さに驚かされた。
編間の展開も毎回自然過ぎて次の展開が読めない構成力の高さにも痺れた。
最後の終わり方に関してもあとがきを読んで納得出来たし、20巻で完結したとは思えない密度に大満足。
過度なエログロに抵抗が無ければ万人に勧めたい作品。