黒ギャル さんのレビュー

冒険、ギャグ、グルメ、どれも一級品。
万人にオススメ出来る漫画。めっちゃ人死ぬけど。

サイコパスバトル漫画

昔は4部が一番好きだったけど今は7部が一番好き。
結局、相棒（バディ）ものが好きなんだわ

一片の無駄も無く綺麗に完結している。
"完"結とは正にこのこと。

日本一ストーリーのあるエロ漫画

「大古より天は凄いものだと言われてきている しかしわれわれ凡人にはあまりピンとこない」から20頁ほど続く前書き部分の完成度が凄い。めちゃくちゃワクワクする。

曹操が舌戦も強すぎて魅力的。馬に乗って戦うひろゆき、もしくは呂布カルマを想像してもらえばいいだろう。呂布は別に出てくるけど。呂布カルマも蒼天航路の呂布の強さを見て『呂布』の名を自分に着けたそうだ。色んな作品に呂布は出てくるが蒼天航路の呂布は暴力的かつ繊細かつ圧倒的な強さがあって良い。

連載していた雑誌が休刊したことにより3巻までで区切りをつけて、続編の『トライガン・マキシマム』に続く。

序章にしか過ぎないのだが、これ自体を一作品として評価するならこんなもん。ここで辞めるな。絶対にトライガン・マキシマムまで読め。そこから面白くなるから。

平和主義者のトラブルメーカーと自分が生きるためなら命を奪うことも厭わない現実主義者の関西弁牧師が迫り来る刺客と死闘を繰り広げながら砂漠の星を征く。相棒（バディ）モノが好きならマジで読んで欲しい。

10巻は何百回読んでも絶対に毎回泣ける。
個人的には10巻がクライマックス。それくらい10巻までの完成度が高い。

主人公がオッサンである必要も元怪獣専門清掃業者である必要もないストーリー展開。

王道ストーリーを切り貼りしているように思えてしまうが、
誰でも無料で読めるジャンプ＋ で連載しているが故に
今まで漫画を読んでこなかった人々にその王道ストーリーが受けている印象。わかりやすくはある。

人物相関や関係性の深まりなど作者の頭の中では思い描けているのだろうが、漫画で描かれぬままストーリーが進行しているので「こいつら、いつの間にこんな仲良くなってんの？」というシーンが多々ありキャラに愛着が持ちづらい

日本を離れ異国の地で仲間を集めつつ徐々に名を挙げていくサクセスストーリーは見ていて爽快。

主人公の努力は作中でも嫌というほど描かれているのでストーリーに納得は出来るのだが、あまりにも大が凄すぎて主人公補正に思えてしまう。全員プロなので当然ではあるが、前作の玉田のような初心者的位置づけのキャラが居ないので感情移入は難しい。

ストーリーのあるイラスト集って感じ。
画力は鬼ほど高いし男性キャラは描き分け出来てるのにメインの女性キャラの顔が同じに見えるのはわざと？

週刊連載でほぼ休載も無いのに毎週死ぬほど描き込んでて心配になるレベル。

黒い衝動の正体が判明する所は伏線回収したぞ〜！！って
感じがあって良かった。

最後の締めが唐突すぎる。最終回が皆の職業紹介なのナニ？
根っからの犯罪者みたいな人も含めて大団円。なんだかんだ楽しめた作品ではあったので良しとしよう。