3.00
2092
発刊: 2010.12.29 ~
完結・全3巻
新刊通知
a帝条高校へ入学し、サッカー部で日本一を目指す天谷吏人。しかし、同じ帝条でも強豪の“私立”ではなく、弱小の“市立”に入学してしまった!? それでも吏人の思いは変わらない。全国制覇へ向けて、キックオフ!!
灰葉スミオは普通の高校生…。だが、あるヒミツがあった。それは、未来を予知する才能「夢日記」!!突然、謎の存在エニグマに集められた、スミオを含め独特な才能を持つという7人。運命の脱出劇が今、始まる…!!
この世には霊が存在する。彼らは生者には見えず、触れられない。その男明神は、霊と交渉し、時に排除する「案内屋」兼アパート「うたかた荘」の管理人。怖がり少女、ヒメノと出会い…!?衝撃のサスペンス&アクションが今、幕を開ける!!
クラスで酷いイジメに遭っていた中学3年生の藤沢彩菜は、ある決意をする。「クラスメイト全員に同じ地獄の苦しみを味わわせてやる」――見え隠れするイジメの首謀者。黒幕は親友なのか、それとも……全員狩るまで終わらない――28人のクラスメイトへの命がけの復讐が始まった。
メモ:202212 『復讐の教科書』に高評価をつけたからか、 おすすめに挙がったので読んでみました いじめられっ子による復讐劇ですが、 実行犯だけでなく傍観者も含むクラス全体がターゲット。 序盤は学校に来たくなくなる社会的制裁から 罪をなすりつけてヤンキーにボコらせる物理的なものまで 主人公がバリエーション豊かにストレス解消をしていて それなりに楽しめました。 人死にが起き始めた辺りから 命のやり取りへのこだわりが強くなって 派手だが手法がワンパターン化してしまったように感じます 助けたかったが助けられなかった… といった言い訳をするキャラが非常に多く、 主人公が本当に嫌われてたのか、被害妄想なのかといった 作品の目的がぶれる表現も見られました そして合間合間に雑に見られる性暴力… 見るに耐えなかったです 最終的な黒幕も具体的にはほとんど何もしておらず 「主人公を一番嫌ってたのは自分だ」とアピールしただけ 実行犯たちのほうが魅力的でした ケータイ小説のノリで中高生のストレスをぶちまけただけの 幼稚な原作だなぁ、という印象です
by はてぃ (181)3.13
669
発刊: 2004.02.23 ~
通常版・他1作品
新刊通知
a「あなたの心を覗かせてください」心理カウンセラー・楷恭介が、現代人の心に救いの手を差し伸べる。現実(いま)を映し出す心理サスペンス!!総合職のキャリア・ウーマンは恋人との関係に疑問を持ちつつも、彼を問いただすことができない。そのストレスは、やがて首に腫れ物となって現れて……。
メモ:202205 前月に引き続き第2部読了 システムは大きく変わらず、心理分析は十分楽しめました。 しかしマンネリというか、着地点がないままダラダラ続いていた感じです。 症状や解説は違うもののストーリーはワンパターンでした。 最後も申し訳程度に前作から引っ張った妹を出しましたが、 メインに据えるほど目立ったことはせずに退場 エピローグで次の展開を匂わせてますが、 描く気がないことは明言されてるそうです(Wikipediaより) そもそもこれ以上はゲーム内との二重生活やSNS依存のような 他所で散々やってる現代病テーマしかないんじゃないかという気がします。 早期にゴールを立てて綺麗に話をたたんでほしかったです。
by はてぃ (181)3.06
578
発刊: ~
通常版・他1作品
新刊通知
a明稜高校第26代目生徒会会長、梧桐勢十郎!!超ワガママで超外道、生徒はおろか、先生までも支配しているという…。そんな生徒会にイジメを苦に転校してきた青木速太が書記として立候補してしまった!?しかも、梧桐と対立する四天王の一人、半屋に目を付けられて…!?
メモ:202204 往年のジャンプ中堅漫画です。 長編ストーリーも3~5話程度にまとまっており、 「盛り上がらなければ方針転換ができる」 「容赦ない打ち切りに備える」を抑えた 昔のジャンプの性質を読み切った良作だと思います。 生徒会や四天王など、役割も性格もかぶらない個性的なキャラがたくさんおり、レギュラーだけで多彩な組み合わせが作れたのも話の広がりに一役買っていました。 また、バトルシーンでは敵キャラでも信念を感じれば相手を立てて悪役に回れる主人公の性格に好感が持てました。 反面、日常パートでは部下イビリや理不尽な暴力、 ステレオタイプなオタクや堅物教師といった人格いじりを 笑いのメインリソースとしており、 現代ではとても通用しないと思います。 当時だから許された悪い風習です。 クイズのダラダラした長編ストーリー、使い道の定まらないクロスケの準レギュラー化と、 上記の良いセオリーを崩した途端に打ち切りになってしまったようです…残念 校内や近隣の学校相手でマガジン的なヤンキー物として広げればより魅力が際立ったかもしれませんね。 『めだかボックス』『SKET DANCE』などと合わせて読むと 進化の歴史が追えて楽しいと思うのでぜひ! ジャンルの礎となった1作でした。
by はてぃ (181)シノビ対悪魔。少年使節団、暗黒の西欧へ! 時は戦国。 “志能便”(シノビ)の修行を積み、 特殊技能を得た4人の少年たち。 “悪魔”が蔓延る暗黒のヨーロッパを救うべく、海を渡る――!! 史実に基づく「少年航路巨編」ここに開幕!!!
メモ:202206 『ダレン・シャン』『アラゴ』が大好きなので読みました 過去作とは打って変わって和風を押し出したファンタジー …が、残念ながらありふれた凡作評価です 遣欧少年使節団というモチーフのマニアックさが 引きの弱さに繋がってると思います タイトルも「天正」にかかってますが特に空飛ぶわけでもないし 初期のハーメルン編のように寓話アレンジなら良かったんですが、 だんだんと見どころのない作品になっていきました 悪魔に成り代わられた人々を見破って地域を開放していく キャラ萌えのない『Dグレイマン』といったところです 打ち切り作品ながらラスボスを立てて撃破まで しっかり1本の物語が完結してる点から 必要最低限の評価はしてます。
by はてぃ (181)魔女たちが支配する平和な国エデン。その辺境の村では、落ちこぼれの魔女ベルノと民たちが笑い合い助け合いながら暮らしていた。ある日、霧の結界が壊されケモノが現れる。悪魔を呼び出せないベルノは窮地に陥るが、結界の調査に来た魔女リナと悪魔ハウレスに助けられて、かろうじてケモノを撃退する。だが、これが全ての始まりだった。結界の向こうから迫り来るスペルビア帝国。とどろく軍靴の音。恐るべき近代兵器。理想郷を血と硝煙で染め上げる、科学と悪魔の戦争の火ぶたが切って落とされた。それは残酷な世界の真実を暴く戦いーー。衝撃のダークファンタジー開幕!!
殺しが罪の時代は終わった。――魔女が治める辺境の国、エダークス公国。平和な公国は、突如、スペルビア帝国によって侵攻された。帝国の最新兵器と近代戦術を前に、戦争を知らない魔女と人民は次々と殺されていく……。だがその最中、蹂躙される祖国を救う為、一人の重罪人が解き放たれた――。この男と生き残った5人の魔女が、この国最後の希望。いま、殺戮が終わり、戦争が始まる!!