モーニング

神懸かりな画力。ページをめくる手が止まり、しばし見入ってしまうほどの臨場感あるシーン。胤舜との対決場面は、画力が凄すぎて思わず笑ってしまうほど。 張り詰めるような臨場感を筆ペン一本で表現できているのが凄すぎる。

武蔵の猛々しく、鬼のようにただ自己の強さを目指して剣を振るう「動」のスタイルから、様々な人物の出会いを通じて
心を整え、揺るがずしなやかに立ち振る舞う「静」のスタイルも学んでいく姿は

「禅」の考えを学んでいる自分にとってとても興味深いものだった。早く続き読みたい。

結末に少し思うところあったけど、竹内佐千子の他作品を見て納得

法廷ドラマは数あれど、裁判官視点のコメディ風は、初めて見たかも。絵柄も見やすく、分かりやすい作劇も良かった。
とても面白かったし、広がりそうな感じだったんだけど、意外とあっさり終わったのが残念