手塚治虫

3人のアドルフが戦争という時代によって翻弄される傑作手塚作品。
国とか人種とか関係なかったら2人は・・・。
とても考えさせる作品だけどちゃんとヒトラーの出生の秘密とか絡めてちゃんとエンタメになってる。
教育の重要さとかも実感させられた。

懐かしい。学校の図書室でよく読んでいました。元祖本格医療マンガ。
マンガ家でありながら元医学部卒業生という異才の手塚治虫ならではの今作は、リアリティーがありながらもフィクションが織り交ぜられ、天才的無免許外科医の主人公BJや、対極的ライバルには安楽死を与える死神の化身ドクターキリコなど、キャラもさながら手塚作品ならではの命を深く考えさせられるストーリーになっています。
1983年に連載を終えた後 2010年を過ぎてなおアニメ化され次世代に受け継がれています。

アニメ化もされた手塚治虫の伝説的漫画。
天才外科医のブラックジャックと、患者、また医者との間の人間ドラマ。

基本的に一話完結型で、時々前後編。一話一話が一本の映画のように重厚で、内容が詰まっています。

内容は本格的な人間ドラマ。命がかかっている分、皆色んな本音を漏らし、また隠しながらブラックジャックの手術に臨む。
無理に皮肉な展開やハッピーエンドに持っていかないので、極端でなく、違和感が弱い。

命を通して、価値観や生き様を描いている。生死はそこに付随しているだけで、その過程やその後の行動が全てを語っている。
まんま描くのではなく、覗かせるという回も多い。

そしてそんな中、ブラックジャックの医者になった理由や、目的に関わる話もあって面白い。
重い話が多いけど、一話完結型だからスラスラ読めて良いです。

もはや漫画界の聖典でしょう…

いくら言葉でこの漫画を称えても、その世界設定と構成の素晴らしさを表現できません。
未読の方に言いたいのは、現代の漫画界では絶対に読めない傑作であり、原点であるということ。漫画が好きと公言するなら一度は目を通しておくべきものだと伝えておきましょう。

手塚治虫先生が膨大な知識を学び、備えたうえで、空想と融合させた世界。
この世界で語られる、歴史観、死生観、前悪、永遠、欲望、無常などを備えた『人間』を描いた漫画界の最高傑作です。

最高の漫画。
何故産まれ、何故生き、何故苦しみ、なにを成すのか。
そんなドラマが存分に描かれ、そしてストーリーは全て繋がる。

惜しむらくは最終章を目前に絶筆したこと。

子供に、生とは、死とはを教えてくれる。
昨今の新アニメ版は、作中で死ぬべきキャラが生き残るシーンがままあるが、この作品の根底を冒涜するに近い行為だと思っている。

人は死ぬからこそ、人生は終わるからこそ美しい、時には抗えぬ理不尽もある、ということを強く教えてくれる。

絵が無理だった

手塚先生ので1番好き

読んだけどちょっと覚えてない