吾峠呼世晴

アニメで人気が出たんでしょ？腐女子人気でしょ？なーんて言ってスカして読んでない人がいるとしたなら、それはあまりに無知！まるで新海監督の「君の名は」のヒットを横に、あのくらいなら俺にも作れると言ってのける二流映画監督のごとし。

はっきりってい面白い！シンプルに面白い！漫画ってこうでしょ！？という傑作。

少年ジャンプにしばらくなかった日本流剣劇＋ありそうでない大正時代設定＋ちゃんと応援したくなる主人公＋命の儚さ＋冗長にならず胸熱くなるポイントを絞った物語展開＋シリアスの間にある本当にほっとする日常回のバランス＋自分より格上のカッコよく胸熱い強者たちの扱い(僕は黄金聖闘士システムと呼ぶ)などなど、実はすべてのバランスが恐ろしいまでの完成度で収まっています。これ、狙ってやっているんじゃないかと推測してるんですよねー。

アニメで一般層に一気に広がったのは事実だけど、元々今の時代の王道として輝く要素がてんこ盛りなのですよ。

面白いが、肝心の最終決戦はそれまでに比べると面白くない。絵のタッチも苦手な人が多いと感じる。
最終話も腐女子が喜びそうな二次創作的展開で個人的に好まない。
世間での大きな反応に比べると内容は劣るが、面白いことに間違いはない作品
読んで損はない。

記録用

私の中でザ・ジャンプ漫画のひとつってイメージです。(少しダークな部分があってそこが良いけど絵が可愛いので柔らかくなってる気がします)
深読みとか思考できるのが良かったなあと思います。
あとは良い漫画ってやっぱり素敵なキャラクターが多いですね。

面白い

最高に面白いマンガ

後半に向けでどんどん面白くなっていく

シンプル明快に分かりやすく面白い。
展開早く、その戦いでメインフォーカスあたるキャラについてや技の発見のきっかけとかの説明が上手くその場のストーリーに組み込まれている。(→分かりやすい)
フォーカス当たったキャラはそこで息絶えることも多い、敵も含めてのセットの繰返しで感動しやすい流れが作られている気がする。
もっと続いて欲しかった...