押川 雲太朗(おしかわ うんたろう、1965年10月8日 - )は、日本の漫画家。兵庫県神戸市出身。「なにがなんでも阪神ファン」でデビュー後、近代麻雀、モーニング、漫画アクション、ヤングマガジンアッパーズなどに作品を連載する。博打の世界や博打打ちの生き様を描くことが多く、「メジャーなギャンブルは全部やってきた」と自称している。単行本巻末のおまけ漫画で自らのギャンブル体験や知人のギャンブラーの話が載っていることもあり、競馬の1レースに10万円賭けたというエピソードもある。また、フリー雀荘のメンバーの経験もある。熱烈な阪神タイガースファンで、作品の登場人物に阪神選手の名前をよく使う。また、別の作品に似た名前や顔の人物が登場するという、いわゆるスターシステムをよく用いている。これについては作品の後書き漫画で、「名前をつけるのがめんどう」「同じ役割をする人物なら同じ名前でもいいんじゃないか」「キャラクターを役者だと思っている」などと語っている。
繁華街の片隅にあるフリー雀荘。刺激を求める者や、気晴らしに来る者で賑わうその中-誰とも群れず、自分に驕れず、ただただ愚直に。牌で日々を生き凌ぐ、一人の男がいた。男の名は「柳怜士」。卓上に一切の喜怒哀楽を晒さず、生きるために牌を握る男が今、新たなる闘いの舞台へ身を投じる!! 「麻雀小僧」「根こそぎフランケン」の“押川雲太朗”を原作に据え、「天牌」「麻雀放浪記」の“嶺岸信明”が筆を取る!麻雀劇画界の巨匠二人が織りなす、新たなる麻雀活命記が此処に開幕!!