ひかわきょうこ

バケモノのような力を持ってしまい苦しむ主人公に寄り添い支えるヒロインとして、ノリコは私が「ヒロインにこうしてほしい」と思う要素を全部持ってくれてます。イザークも大好き。神作。

世界観が好き。
周りの人間の悪意のない図々しさがあまり好きになれない。読む時のメンタルによって読後感が左右されるのかも。

描写が本当に丁寧で好き。人体の描き方がかなり好み。
そういう世界観のものとはいえ、後半からスピリチュアルの加速度がすごくて少し置いてけぼり。でも全体で見るとやはり名作なのは変わらない。
“その時代”っぽさが味わえるという点でも好き。

異世界ものもはしり。
しかし主人公は言葉もわからず、非力であり、現代の初手チート設定とは一線を画す。

イザークの心開いてからのデレ具合が最高です。

ヒロインの前向きさあっての異世界ファンタジー。

え？完結？
まあ、ファンタジーにしては空間が狭すぎたよね。