餡蜜

3巻まで読みました！王道少女漫画！

1巻→おもしろい！
2巻→あれ…？面白いと思ってたのに…
3巻→いいな！全巻買おうかな？
って感じでした！

主人公と相手の男の子のキャラクターが良くて、とてもいい！
男の子の笑顔がほんとに純真で、
2巻あたりまで照れ顔がほとんどないところが逆にいいというか、
ただ爽やかな男の子って感じで、とてもいい。
花屋の息子だから昔は「可愛いキャラ」だったみたいなエピソードがリアリティがあってなんか親近感が湧きました。

絵もうまくて、楽しめます！
お花がモチーフの漫画なんですが、
やっぱ少女漫画とお花って相性抜群だな〜って思います！！
画面がすごく映えてて、それだけで雰囲気があって素敵！


2巻は主人公がわがままな印象を受けることを始め、
引っかかるところが多少ありました。。
展開が早すぎて毎話毎話イベントごとがあったり、淡々と前触れもなく起こったり
周りのモブのリアクションが都合が良くて
その辺りのリアリティが薄く感じてしまいました。

それでも面白いところはたくさんあります！
花言葉を知れたり、タイトルも「蘭と〇〇」って、主人公の名前とそのお話に関係のある花の名前で、作り込みがあっていいなぁって思います！

父が経営する工務店の一人娘・カンナと父の弟子としてやってきた見習い大工のかっちゃん、2人の同居ラブストーリー。

次作の「高嶺の蘭さん」とはヒロインの性格が真反対で読んでいて新鮮だった。ヒーローは若干似てるから、作者さんこういう男の子好みなんだろうなあ。

かっちゃんが一人前になるまで、キスもできないデートもお父さん同伴なのはなかなかキツい（笑）読者の求めるドキドキ要素が少なめという印象。まあ、かっちゃんは普通にイケメンなので、何もしなくてもカッコ良さで読者の心を掴んでいるのかな。

一コマの内容量、特に吹き出し外のセリフが多めなので読むのは若干疲れる気がする。一方で一コマにボリューム求める人にはぴったりな作品だと思う。