京都が舞台のわたせせいぞう新作ストーリーわたせせいぞう最新作は少し不思議なハートフルストーリー!●あらすじ「彼女は持っていた。我々に届かない音楽が聴こえる耳を--」バイオリン職人を目指したなつのが亡き母が営む祇園のお茶屋を継いで、3年の月日が経った。そんな彼女がある日、「父の音楽」を耳にしたとき--この物語が始まった。●著者から『なつのの京』は、僕が京都のお茶屋さんを描きたいなと思って始めた作品です。僕が通っていた頃の祇園はまだ平成の初め、夜の花見小路は本当に真っ暗だったのです。お茶屋さんに入っても、玄関はまだ薄暗くて・・・でも階段を上がって襖を開けると、舞妓さんや芸妓さんがいてパアッと一気に華やかになる。京都はそういう暗転・明転がすごいんです。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。海が見える丘に建つ「チョーク色の建物」と呼ばれる白亜のアパートを舞台に、世代も関係性もさまざまなちょっとワケありな人たちの出会いと別れを描いたオムニバスストーリー。1986年に雑誌『野性時代』に連載され、のちにアニメ化もされた傑作コミックを完全復刻。オリジナル11編に描き下ろし新作1編を加え、さらにオリジナル版のカバーやOVAパッケージとそのサントラ盤のジャケットイラストなど関連ビジュアルも収録した「コンプリート版」としてお届けします。<収録作品>第1話 汐風になく建物第2話 鴎堂からの贈り物第3話 SOMETIMES I’M HAPPY第4話 チョーク色アパートメント501号の九官鳥第5話 やがて、届かぬ距離へ第6話 兄と妹第7話 TAPはきのうの国から第8話 帆船の風見鶏第9話 ふたりのゆみ子第10話 サイドカーはキミの予約席第11話 サンタのカルテットがやって来た第12話 チョーク色の恋(描き下ろし新作)<特別寄稿>マツオヒロミ