作品数:10
ファンになる岸 大武郎(きし だいむろう、1963年11月26日 - )は、日本の漫画家。神奈川県茅ヶ崎市出身。有限会社タートル・グラフィック代表。早稲田大学理工学部建築学科卒業。血液型はA型。1983年、『21世紀の流れ星』が手塚賞準入選する。1985年、『週刊少年ジャンプ』(集英社)掲載の『水平線にとどくまで』で商業誌にデビュー。森田まさのりのアシスタントを経て、『恐竜大紀行』等を『週刊少年ジャンプ』に連載する。『てんぎゃん -南方熊楠伝-』を最後に集英社を離れ、その後は秋田書店の漫画雑誌や『週刊コミックバンチ』(新潮社)などにて執筆活動を行っている。
ぼくたちムシムシ探偵団は昆虫の絵を描いたり模型を作るクラブ活動をしていたんだ。でもある日児童会長に呼び出されてムシムシ探偵団をつぶすって告げられた!虫もつかまえないムシムシ探偵団なんてジャマだって言うんだ。ほんとはぼくたちだって本物の虫をつかまえたいけれど、むかしはたくさんいた昆虫も数が減って今はもうほとんどが絶滅してしまったんだ…。あんまりくやしかったから思わずこんな約束してしまった。「み、み、みてろよ…、カブトムシをつかまえてやるっ!」って!!(「SOS!ムシムシ探偵団」)『恐竜大紀行』『てんぎゃん-南方熊楠伝-』著者、岸大武郎のデビュー作をふくむ初期短編集。表題作ほか手塚賞準入選作「21世紀の流れ星」手塚賞入選作「水平線にとどくまで」「方舟」「あいつ」(単行本初収録)の計5編を一挙収録!
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