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作品数:10
全71件
たろうまる
4.5
これは面白い。あらすじを読むと所謂「おねショタ」と呼ばれるジャンルにカテゴライズされる作品だ。確かに「おねショタ」の部分は多い。年上女性に小学生の少年が恋をするストーリーであり、これが本作の客引きでもある。だがこれはあくまでも本作を構成する要素の一つでしかなく、本作の大きな魅力は他にあった。何よりキーパーソンである「あさこ」というキャラクターの魅力が大きい。大人から見ても「あさこ」は美しい女性であり、自立したカッコいい大人に映る。タバコを吸う姿一つとっても様になっており、確かに「子供が憧れる大人」として説得力が十分ある。そして「あさこ」が時折見せる哀愁漂う表情…彼女の秘密が続きを早く読みたくなる衝動に駆り立てる。そして強烈なインパクトを残したミキ。可愛らしい見た目に反してその内面は独善的で我儘。悪者として描かれてはいるが小学生らしくメンタルは不安定。読んでいるとこの子も自分のアイデンティティを守ろうと必死なことが分かる。とにかくキャラクターがすごく魅力的だ。現代パートが多くなってきて少しずつ核心に迫っていくのを感じるが、どんな謎が明かされるのか…。
あさこ
レビュー(28)件
既刊7巻
せーふぁ
4.0
平成8年、日本海に面した京都のとある民宿。連泊で訪れてきた素性不明の美女、"あさこ"。民宿の息子、小学6年生の将司はあさこに恋心という名の憧れを抱きます。あさこさんの仕草や表情、言葉選びに醸し出す余裕。自らを多く語らないあさこさんは、とてもミステリアス。平成8年といえば1996年ですが、当時の流行を細かく起こしていて、すこし後の世代の私でもノスタルジックに浸りまくりました。恋と憧れを混同した少年の、ひと夏の思い出。物語は令和元年現在から、 平成8年当時を回顧するかたちで進みます。この場面転換の技がテクい。感覚的にはシームレスに今と過去が描かれています。令和元年現在、今や大人になった将司が、当時謎に包まれていたあさこの謎に迫るサスペンス的要素もあり、とても面白い作品です。
マノモノですぞ
3.8
これは素晴らしい、ノスタルジーと初恋と夏の雰囲気からチラ見えするサスペンスの感じが絶妙。
相田コメゾウ
あさこさん、あなたマジで何者なんですか。1巻でも、2巻でも、3巻でも判断できない…。1話冒頭で心のチ〇コを掴まれたまま気になっちゃう漫画「あさこ」
主人公、伏見いなりちゃんは同級生の丹波橋くんに恋する普通の女の子。ではなく、なんと神様が視える変な体質の女の子。京都の伏見稲荷大社を舞台に、大社の主神である宇迦之御魂神(うかさま)と交流(神通力)することから始まるラブコメ。コメディとシリアスのバランスが良いです。優しい絵柄のおかげで、シリアス〜な部分をふんわりと仕上げています。根底には家族愛があり、泣けること必至。読後感がとても良いです。京都住まいの方はある意味必読。全くの蛇足ですが、本作のアニメ放送当時、京阪丹波橋駅の改札付近に丹波橋くんの大きいPOPが立ってたのが懐かしいです。
いなり、こんこん、恋いろは。
レビュー(31)件
完結・全10巻
まちゃるんと
3.0
神が視える兄を持つ少女と、その少女の願いに応え神通力を分け与えた宇迦之御魂神、一人と一柱の物語とラブコメ。ゆるーくシリアスにゆるーくコメディしています。
peikoo
4.1
非常にバランスの良いラブコメ!!
ダメな彼女は甘えたい
レビュー(8)件
完結・全2巻
dice
㌍めいと
2.5
僕はお姉ちゃんのおもちゃ
レビュー(1)件
既刊1巻
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