佐渡川準

佐渡川先生の遺作。描きたいものと求められているもののギャップに対して先生が葛藤しながら描いていたと思うと泣ける。

佐渡川先生の夢とプライドが詰まった作品。だがそれが折られてしまったことが忍びない。

無印に比べて、キャラの突き抜け感や画力は上がったが、ギャグのネタが若干息切れっぽかった。
若干出てきたお色気要素はファンとしては嬉しかったが、この頃から佐渡川先生の苦悩が始まったかと思うと胸が痛む…

個人的コメディ最高峰のひとつ。キャラが濃く、ネタも超冴えてた。
佐渡川先生の漫画は全部大好き。

余談だが子どもの頃、可愛い女の子が出てくる漫画を買いたいのに表紙が萌え絵なのが恥ずかしくて買えなかった中で、この漫画は全然媚びる絵柄じゃなくて安心して買えた思い出。