吟鳥子

SF。
人々は宇宙で暮らし、長命となる遺伝子変異を起こした人間を次世代として管理し進化していこうとしてる社会。
の中で、成人しても子供に見えるほど長寿な一番の最新世代として生まれ主人公達。ある時、光合成するように突然変異し16歳程度までしか生きられないというダフネー症を発症した祇園という女の子と出会い、ダフネー症に興味を持つという感じかな？
1巻を読んでそこまで興味を引かれなかったので続きは保留。絵もそこまで好みじゃないんだよなぁ。あと、外見子供の恋愛話は頭が硬いので受け入れがたい。20歳くらいの見た目で止まってくれ。

面白い設定。最初は理解するのに少し時間かかってしまって、読み進むのに挫折しかけたけど、読んでいくにつれて理解深まります。

寿命が数百年になった
新人類の宇宙生活。

人との関わりが恋愛も含めて
全て不思議な『決まり事』に
従わないとけない世界で

長命モノのＳＦロマンと
切なさを描いた
ラブを見つけるストーリー。


ターラたんの乙女っぷりにキュンキュンして楽しく読んでたら
毎回、巻末でタイトルの意味がどんどん変わっていくことに
すごく唸らされました。

壮大なる宇宙叙事詩。いつか帰る日を夢見ながら、地球を臨むコロニーで生活する人類。
限られたスペースで人口は厳密に管理され、生産的に生きる事を求められる。何百年も生きる新人類の主人公が「ダフネー病」の少女に出会った処から物語は始まった。

前半半分は読むのがシンドイ。長すぎる世界観&設定の説明、錯綜する時間軸、後出しの状況描写。分かりにくい！もっとシンプルに、社会弱者と命の選別に焦点を絞った方が良かったような。
後半は胸に迫る描写が続く。そして号泣と感動のラスト……！！

本物の愛がわからないように、この物語もわからない。崩れおちるように惹かれるのだ。

マリィちゃん……