はるな 檸檬(はるな れもん、1983年3月23日 - )は、日本の漫画家で、主にコミックエッセイを描いている。宮崎県出身。女性、既婚。
普通の人に「擬態」しても、生きづらい。ダルダル星人の姿を隠して、一生懸命に「働く24歳女性」に「擬態」するダルちゃん。ダルちゃんは「普通」じゃない。そのままの姿だと気持ち悪がられます。だから社会のルールを一生懸命覚えて、居場所を探します。誰かに合わせて生きていると、自分が本当は何を考えているのかわからなくなるけれど、それで相手が喜んでくれているのなら、人に合わせることの、何がいけないのだろう――。資生堂のウェブ花椿にて2017年10月~2018年10月に連載されていた本作。連載時より「しんどいけれど、読む手がとまらない」「ダルちゃんは、私だ」と大反響の声が集まった傑作コミックを、フルカラーで単行本化。孤独への強烈な自覚のある人物が創作に目覚める過程を通じて、自身の「ほんとうの言葉」を獲得していく姿は、圧巻です。くるおしいほどの切実さが胸に迫る傑作コミック。
※電子版は本文がカラー付きになります。ファッション業界に憧れて上京した新道開、妻と子どもと東京で3人で暮らしている。今でもガチのファッションオタクで、東京コレクションに通い、後輩のセレクトショップのバイヤーもしているが、テレビの電飾がメインの仕事。ある日、熱くてものづくりに真摯な希望に燃えた若者に出会ってしまう。彼のような若者が未来に希望を持てるために出来ることがあるんじゃないかという使命感にかられ、自分が持っているアイディア、時間、人脈、信用、全てを若者に捧げ、妻を説得し、一緒に東京コレクションに参加することを決意する。しかし信じた若者の本性がだんだん明らかになっていき……。
せーふぁ
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