サガノヘルマー(1966年 - )は日本の漫画家。北海道出身。高校卒業後、サラリーマン生活を経て1993年に第158回ヤングマガジン月間新人漫画賞・YM大賞を『四千年事情』で受賞し、『わんぱくTRIPPER』でデビュー。連載2作目の『BLACK BRAIN』は最大のヒットとなった。エロスとグロテスクが同居した独特の作風で知られ、カルト的な人気を博しているが、掲載雑誌の休刊などに遭って商業的にはあまり成功したとは言えず、現在では講談社時代の単行本は絶版となっている。『ヤングマガジンアッパーズ』の休刊後はしばらく活動を休止していたが、2003年以降、成年誌に場所を移して活動を再開した。しかし、マニアック過ぎるエロ描写が成年漫画ファンには支持されず、漫画界から姿を消す。2016年、リイドカフェにて『妄想神話コリドーマン』の連載を開始。同年、ヘルマランドを中野ブロードウェイ4階「ファイナルピース」内にオープン。直筆イラスト、自作グッズなどを売り出す。現在は中野ブロードウェイ4階のソフトクリームショップ「シューズバーガンディー」内にて営業中。通信販売も行なっている。2017年、自身初の同人誌『ZUKI!ZUKI!きゅぴドール』にて、完全新作の『淫夢転界サキュバーナ』、『BLACK BRAIN2』のW新連載決定を報告した。
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