作品数:11

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102

5.0

等身大すぎるままならなさを抱えた人々が「どうせ自分なんて」を越えていく恋愛群像劇。
「今さら自分を変えることなんてできないと嘯く大人たちが少し踏み出そうとする現代の冒険譚」。
この「現代の冒険譚」という言葉が各巻のあらすじの中で使われているのだが、うまいコピーだなと思う。いつもと同じ景色、つづく日常の中でも、冒険は起こる。ごく私的で外から見たら些細なことだとしても、当人には重大な。
それぞれの生きづらさがあり、しんどさがあり、日々をもがく中でかすかな光を見つける。それは意外な他者だったり、発した当人からすれば何でもない言葉だったりする。
絵のシンプルさと裏腹にキャラクターは良くも悪くも人間くさくて愛おしい。「この人は報われてほしい」と自然に思えるような造形で、そのために彼らの日常の中の「冒険」に、読んでいるこちらも手に汗握らされてしまう。
好き。
お前ら全員幸せになれ。


*巻ごとの感想は書かないようにしているが、それにしても七巻。七巻である。
登場時から小平さんのことがずっと気に掛かっていた。以前の自分を見ているようで辛すぎて(勝手だが)。
なので、いい出会いがあって本当に良かったなと思う。

瓜を破る

レビュー(77)件

既刊10巻

1.0

2巻まで読みました

よんだ

なぎとのどかの萌える不動産

レビュー(2)件

完結・全2巻

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torarakko
1年前

3.0

7巻まで読みました

尊い

瓜を破る

レビュー(77)件

既刊10巻

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