亜子

商家の召使いとして働くナンナは、処女を捧げた相手にだけ発動する最上級の治癒系能力の持ち主。ずっと隠してきたけれど、ついに国にバレ、魔力が減少している『影の英雄』ルヴェイの治癒係に任命されてしまい…？特別な力をひた隠す召使いの少女×影で国を支えてきた不器用な英雄の溺愛ファンタジー。

1話冒頭からエロを持ってきて、強めの引き作れているのが良かった。作画も綺麗で色っぽいので、満足度の高さもある。Rシーンは思ってたより、軽めのエロだったので、もっと踏み込んでもよかったのでは？と思ったり。

昨今激流行りしている、シンデレラストーリーのテンプレがしっかりできています。冒頭にヒロインを虐げ、そこにヒーローが登場！今後、どんなざまあ展開が待ち受けているのかと、ワクワクしながら読み進めてしまいました。

ヒーローのルヴェイが王道ヒーローの見た目ではなく、邪悪で暗黒み溢れているのがたまらないですね…。その見た目とは裏腹にシャイでピュア、さらには一途な一面を持ち合わせているのが、しっかりギャップ萌えさせてくれます。着飾ったらしっかり騎士っぽくなるところもいい！！

セックスして治療するというエロありな設定ももちろんいいですが、個人的にはナンナとルヴェイの初々しさが本作の魅力だと思います。身体はもう繋がっているのに、お互いの一挙手一投足に胸をときめかせている、そのちぐはぐな感じが心が浄化されます。というか逆にエロいまでありますね。自身の純粋な初恋を思い出させてくれるふたりの関係性が最高で、これこそ壁となって見守りたいカップルです。

今は割と和やかに話が進んでいるので、今後どのような展開になるのか期待大です。