水野沙彰

誰もが有するはずの魔力が無い令嬢・ソフィア。両親亡きあと叔父家族から不遇な扱いを受けていたが、ついに従妹に婚約者を奪われ、屋敷からも追い出されてしまう。行くあてもなく途方にくれていた森の中、強大な魔力と冷徹さで“黒騎士”と恐れられている侯爵ギルバートに拾われて……?　原作者・水野沙彰先生の書き下ろしSSも収録！

皇妃エトワールは結婚初日に、うたた寝から目覚めると、一度目の人生の記憶を取り戻していた。それは、皇帝アルフレートに愛されることで、破滅する未来だった。彼を愛してはならない。今世では仲良くならないように奮闘するけれど、彼の溺愛の手が緩むことはなくて…!?【第１話『運命の日、それから』を収録】