眠田瞼

ジャーキーは今日も一人きりで道なき道を旅していた。彼の目的はただ一つだけ、それは「黄金の牛」を見つけること。一時は世界中の人々が一攫千金を求めて、「黄金の牛」を探し回っていたが、誰一人として見つけることは出来ず、その存在はいまや信じがたいものとなっていた。しかし、あるきっかけによりジャーキーは「黄金の牛」に急接近していくこととなる…。相棒のピクルス、そして個性豊かな珍生物や謎の組織の構成員。果たして二人は「黄金の牛」を見つけることが出来るのか…？

実は最強の才能《ギフト》をもちながら、「剣聖」のギフトを授からなかったためにロードベルグ家を追放されたメルキス。領主となった村に様々な困難が降りかかるが、メルキスは「これは父上からの試練だ！」と勘違いして――!?

辺境の村の領主となったメルキスは、最強の才能≪ギフト≫で村を次々と発展させていった。そんななか、父・ザッハークはメルキスを連れ戻すためソルダリ村へ攻撃をしかけるも、返り討ちにされ続けていた…打つ手がなくなったザッハークは、人類滅亡を企てる魔族と手を組むことに!?魔族の力で操られた強大なモンスターたちがソルダリ村を襲う――！