之貫紀

現実世界にダンジョンが突然発生して〜っていうテンプレ設定ではあるけどその後の切り口が他作品とは少し違う。
主人公がすぐに俺TUEEEをしないで能力やダンジョンについての検証をつぶさに行って行くことですぐにインフレしないのがよい。
バランス破壊能力を持った主人公に対する公機関のリアクションにリアリティがあったり、国家間の駆け引きなんかも割とちゃんと練られてる。

今のところかなり面白い。
まぁ、多少ご都合に感じる部分や、一体血液でどういう検査をしてるんだろう？みたいなとこはあるんだけど、そもそもダンジョンというファンタジー設定があるおかげで、あり得なさそうな内容もそこまで違和感がない。まだダンジョン1階層しか行ってないから早く先も行ってみてほしい。

なろうで一番面白い
コミック全然進んでないので書籍小説をお勧めする
WEB版とストーリーが分岐してるので2度おいしい

作画がのっぺり平面的でちょっと微妙(当たりな方だが)
シティーハンタ―みたいな作画なら合ってた様に思う

原作は設定を凝ってる関係で説明文が多く少しテンポが悪いのだが、このコミカライズは秀逸。上手いコマ構成だなと思う。

まだ序盤もいいところだが期待大。真面目にSFやってる。