森川藍は都内で働くバリキャリOL。残業や深夜帰宅は当たり前、結婚ラッシュどころか終電にすら乗れない日々を送っている。そんな彼女が拾ったのは、とびきり綺麗な16歳の男の子・凪沙だった。猫のようにマイペースな凪沙との出会いが、藍の日常を少しずつ変えていく…。 癒し度100%・ホームスイートドラマ!
森川藍は都内で働くバリキャリOL。残業や深夜帰宅は当たり前、結婚ラッシュどころか終電にすら乗れない日々を送っている。そんな彼女が拾ったのは、とびきり綺麗な16歳の男の子・凪沙だった。猫のようにマイペースな凪沙との出会いが、藍の日常を少しずつ変えていく…。 1話の感情がぐちゃぐちゃになったところの藍への感情移入がすごかった…。辛いことがあると、「立ち直り方しってるから私は大丈夫」って考えちゃってそれが余計に自分をひとりに感じさせるんですよね。怒涛のセリフラッシュで完全に心持ってかれたなぁ。 凪沙は最初、懐かない猫みたいな存在だったけど、藍の人柄に触れていくうちに、心を開いていくところも本当に猫らしくて、癒しのようなきゅんを感じた。しかもこの年の少年って、驚くほど男性へと成長していくのが早いんですよね。そんな成長過程もしっかり描かれていて、男らしくなる凪沙に、また別のきゅんを感じられる。2度おいしいですね。 こちらの作者さん、場面の雰囲気の作り方がめちゃくちゃ上手だと感じた。ふたりだけの空間、そこに漂う空気感をコマ割りとアングルで緻密に表現している。
by れとれとさん (956)