月神サキ

前世は日本人、今世は公爵令嬢のリディの婚約者は、“完全無欠”と名高い王太子のフリード。いくら美形だろうと、一夫多妻制の王族に嫁ぐなんて絶対に嫌！ 悩んだリディが婚約破棄のために思いついたのは、処女を捨てることで…！？

一夫多妻制が普通の舞台で、ひとりの人に愛されたいと願うリディが女の子らしくてかわいいし、その感情は読者層の女性なら持ち合わせるであろう感情だと思うので大変共感性が高い。そして嫌味な感じがしないのも素敵で、応援したくなるヒロインとはまさにこのこと。
王太子のフリードがリディのことを大好きすぎて、溺愛確定演出なのが読んでいて安心できるし、昨今の読者層に刺さりまくってるんだとうなぁ。そして、ZERO-SUMはエッチシーンの入れ方がうまいなぁと。

ダイジェストみたいだった。
転生伯爵令嬢〜を読んでからこっちを読んだけど、なるほどこちらの王女様も。そりゃ原作ストーリーから外れちゃうわ。

嫌なルートを避ける為に、転生前に小説で読んだ状況を辿らないようにする。でも、そもそも自分が知ってる内容から全く変わっていて、思い通りにいかない。
どうやらシリーズ2作目のようで、そっちが影響してるんかな？読んでみよう。

王子いきなりデレるのをゲーム補正って思ってたけど、2巻でいろいろ納得。
ただ、今度はヒロイン側、記憶力悪い…？いや、名前は覚えてるみたいだし繋がってないだけ？と悩んだ。でもそれも3巻でよくある名前って出てて一応納得。
とりあえず、弟が怖すぎる。
電子DMM 白抜き