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作品数:3
3.21
830
発刊: 2019.04.12 ~
既刊1巻
新刊通知
この街は生き物の腐ったにおいがする――。引越し先の漁師町になじめない硝子の憂鬱『泳ぐ花』夏休み。うろこが身体に生えた親友のミナミをプールで飼うことになったナギサの動揺。『適者生存』事故で死んだ親友のサキと同居するマユ。美しかったサキが日々朽ちていくのを見つめるマユの安堵。『やさしい棺桶』卒業を控え、ずっとそばにいたハルカと離れ離れになることに耐えきれないカオリの焦燥。『春の蛹』ウェブや同人誌即売会で発表された8編に加筆、さらに描きおろし4編をくわえ、大ボリュームでお届けする注目の作家・冬虫カイコの作品集。
長い話よりも短い話の方が切れ味が良い。 心が切りつけられるような、苦しくなるタイプのやつ。 たまにスベる。
3.12
-10
発刊: 2022.06.16 ~
既刊3巻
「諦めてしまえば楽になれる」と分かっていても、孤独はつらい――。母親に捨てられた少女が引っ越してきた町には、人魚が棲むという言い伝えがあった。捨てられたと認めたくない少女は、頑なに周囲にも溶け込まずにいたが、そこで不思議な少女“千年さん”と出会う。彼女は善きものなのか、それとも…?ぞっとするほど美しい【人魚】と【少女】の異類譚。
群像的の体裁をとるホラーミステリだが、ストーリーがまだ起の段階なので評価は不能。 閉鎖的なムラの湿った空気感が淡白に表現されていて、読んでいて息が詰まる。
-35
発刊: ~
女性キャラクターを主人公とした作品集。後ろめたい感情やどす黒い感情をストーリーに落とし込むのがとっても秀逸。読後少し晴れない話が多いが、とても他人事とは思えないキャラクターたちに目が離せない。
むるそー
4.8
嫉妬や価値観の押し付け、善良さに腹立ってしまう己の浅ましさなど、直視するのを憚られるような、人間の薄暗い感情を描くのが本当に上手い。その暗い感情にオチをつけることもせず、確かに存在していることだけを突きつけてくる。そこが是枝作品のようですごく好み。でも最後の短編だけはすごく綺麗に終わっていて、読後感も心地よくて短編集としてとても完成度が高いです。
回顧 冬虫カイコ作品集
レビュー(11)件
マ
3.6
グリゴリグリグリ
3.5
長い話よりも短い話の方が切れ味が良い。心が切りつけられるような、苦しくなるタイプのやつ。たまにスベる。
君のくれるまずい飴 冬虫カイコ作品集
レビュー(9)件
匹七
3.0
群像的の体裁をとるホラーミステリだが、ストーリーがまだ起の段階なので評価は不能。閉鎖的なムラの湿った空気感が淡白に表現されていて、読んでいて息が詰まる。
みなそこにて
レビュー(10)件
ふかえり
2.5
有岡
なーこ
matsuo
タラスパ
3.2
おん
3.9
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